100年間ずっと大牟田線を支える変電所
春日原変電所は、なんと開業以来100年間ずっと大牟田線を支えている施設。もちろん取材させてもらったよ!
まずは外観から。屋根へのハシゴや入口階段の手すりはあとから追加されているが、建物自体は当時のまま。レトロな窓枠、建物のデザインに100年の風格が。せっかくなので「初期の急行電車キャラ」となって記念撮影。
続いて中の様子。まずは2階の内部から。もともとは大きかった機械も、定期的に交換されてずいぶんコンパクトになったとの事。壁には電線をつないでいた当時の部品が残っている。当時の部品につながる巨大な機械を想像してワクワク。
続いて1階。1990年代に耐震補強されていたので西方沖地震にも耐えたとの事。まだまだ元気に大牟田線を支えるのだ!
一階の入口側の上に木の扉が。コンクリートに直接木製建具というのが、いかにも昔な感じ。
春日原駅「ホームの大牟田方向側一番前」からの眺め。中央奥に屋根部分が少し見えている。
高架になって、ちょっとしか見えない姿を見ていたら、頭の中で、「電気爺様」となった変電所キャラがしゃべり出したよ。
「わしは100年支えてきた変電所、電気爺じゃよ。開業以来、ずーっと走る様子を眺めながら頑張ってきたが、高架になって電車が見えなくなってしまった・・・。でも、より便利に、より快適になってお役に立てるんだから、わしは嬉しいんじゃよ。これからは、電車達が元気に走る音を聞きながら、まだまだ頑張りますぞ。」
電気爺様がモノ語る「大牟田線100年」をお楽しみに!