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2013年5月

2013年5月31日 (金)

FBSで稽古

ナイトシャッフルとのコラボ企画の稽古。今日はFBSの撮影スタジオで実際に動いてみた。舞台の場合は、最初から終わりまで通して作らなければならないが、映像なので「全体を通した流れ」は必要ない。一連で撮る部分のみ流れで演出し、あとは部分ごとに作っていく。

今回の題材は「スターフライヤー」。メインは飛行機キャラなので、当然「空を飛ぶ場面」を考えている。もちろん合成による処理だが、舞台であれば「役者を吊って・・・」と言う具合に予算と手間が大変なことになり、対費用効果という理由で実現しない。映像ならではの見せ方を存分に使うのだ。

一瞬だけど、「飛んでいる現実の飛行機が、そのまま飛んでいるキャラに変わる」とか素敵でしょ。あと着陸場面も作ろうかと。イメージは「アホウドリがバタバタ走りながら降りてくる感じ」。

細かなところまで楽しくこだわって作っている。FBSとのコラボは本当に楽しい。 

2013年5月30日 (木)

イデア塾での講演

時間は約90分。まずギンギラの成り立ちを簡単に説明してから、キャラが出来るまでを「あるお店」を例に説明していく。

最初に、あるお店の外観写真を見せる。予備知識がないので、当然の事ながら反応は薄い。続いて、「このお店が、いかにこの街のために頑張ってきたか」を説明しながら様々な画像を見せていく。

こうして、取材を重ねてキャラクター像が出来上がっていく過程を、擬似的に体験してもらうのだ。で、キャラクターの想いを共有したところで、短編を上映。

おかげさまで好評だった。

2013年5月28日 (火)

益田さんの講演会

地元史を研究している益田さんの講演会に行く。

益田さんが集めている地元の古写真を元に、歴史をひもといていくという内容で、いつもながらの博学ぶりに感動する。本当に頼りになるギンギラのブレーン的存在の方。

終わったとはゴハン会。益田さん、西鉄の吉富さん、チケットぴあの梁瀬さんなど、いつもお世話になっている方々と一緒に楽しく過ごした。 

2013年5月26日 (日)

WOWOWのロジャーコーマン特集

B級映画の帝王と呼ばれているロジャーコーマンの特集企画。まずは、本人を追いかけたドキュメンタリー映画「コーマン帝国」を見る。

今後も日本初公開の映画など楽しみな作品が多数。無名だった頃のスタローンが悪役として登場する「デスレース2000」などもある。楽しみなのは、日本未公開作品の「ガス」。

まあ、「B級ならではの緩さ」も勘定に入れておかないと、楽しめないかもしれない。 

2013年5月22日 (水)

「機械仕掛けの愛(業田良家・小学館)第一巻」

手塚治虫文化賞の短編賞を受賞した「機械仕掛けの愛(業田良家・小学館)第一巻」を読む。ロボットとそれに関わる人をえがいた物語。家族だったり、子どもだったり、時にはテロリストなど。

ロボットの「感情が無い」「一度命じられたことを、例え我が身が壊れようとも守り抜く」という設定を存分に生かした話に泣けてしまう。7月に出る第2巻が楽しみ。

あと読みかけなのが、薩摩藩について書かれた「明治維新のカギは奄美の砂糖にあり(大江修造・アスキー新書)」。オープントップバスの原稿を書いて以来、すっかり幕末史にはまっているので、これまた楽しい。黒田藩の藩主を薩摩から迎えていたりもするので、薩摩の動きも見逃せないのだ。 

2013年5月20日 (月)

講演打ち合わせ

街作りイベントをしている「イデア塾」で講演することになっている。今日は、詳細を決める打ち合わせなど。

6月から行政と一緒になって「夜の観光資源」を考える企画をするそうで、その企画も手伝うことになりそう。

何が出来るかわからないが、「街を盛り上げよう」との想いは同じ。 

2013年5月19日 (日)

DMイラスト打ち合わせ

9月公演のDM打ち合わせ。今回は短編集を上演する1時間を予定している。作品全体のイメージは「宮沢賢治」。タイトル含めて、作品の世界観も「ギンギラネタ+賢治の世界」という感じになっている。

イラスト担当の庄ちゃんは、いつもながら打ち合わせの最中に、サラサラと画を描き上げていく。そのまま完成にしても良いと思うぐらいの下絵がすぐに出来るので、感動してしまう。

公演詳細は間もなく発表なのでお楽しみに!なお、ギンギラに来てくれているお客様には6月末から7月頭ぐらいのタイミングで、「お知らせDM」がいきますので。 

2013年5月14日 (火)

即決で引き受ける&FBS打ち合わせ

「福岡の歴史を映像化する企画があり、ちょっと出演してくれないか」との話が。完成前なので詳細は書けないが、いつもお世話になっている方からの話でもあり、なにより演じる役が、「ギンギラでお馴染みの、博多の恩人」なので、即決でやることに。

今日は午前中が歴史講座、午後からはFBSでナイトシャッフルの打ち合わせと、ちょっと忙しかったが、その合間で会えることになり、監督にご挨拶。

午後からはFBSで脚本打ち合わせ。すでに大半は完成していて、あとはクライマックスの「主人公たちの苦悩場面」を作るのみ。取材してきた情報を元に、現場担当ディレクター、撮影・CG背景担当ディレクター、そして芝居担当のボクの3人で相談。

現場担当は、「ボクが見逃していた視点」に気づいてくれるし、撮影担当は「撮り方の工夫と背景との合成」という、舞台とは違った見せ方を提案してくれる。ナイトシャッフルの共同作業は楽しい。

1時間ぐらいワイワイ喋って、場面の大まかな流れと、「これは絶対喋らせよう」というセリフをボクが記録。あとは持ち帰ってボクが脚本に書き上げることに。

素敵な場面が生まれる予感に気分が良い。

2013年5月12日 (日)

「ウォーキングデッドシーズン3」が最終回

CSで放送中の「ウォーキングデッド シーズン3」が最終回を迎えた。3はゾンビとの戦いというより、生き残っている人間同士の戦いがメイン。ゾンビよりよっぽど残酷な人間の行動に、見ていてヘトヘトになったよ。4はどうなるんだろうか。

基本スプラッタ系ホラーは苦手なのだが、ゾンビ物だけは好きな作品が多い。

なんといっても、最初に見たジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ(1978年)」が衝撃的だった。ドキュメンタリータッチで科学者たちが原因を語り合っている冒頭からはじまり、「なかなか倒れず、しかも理屈が通じない」ゾンビという存在の圧倒的なインパクト。「オレは絶対ゾンビにならないから」と親友に泣きながら語り息を引き取った登場人物が、当然ゾンビとして蘇る悲しさ。

この「絶望的な状況での悲しさ」が、ゾンビ物だけは見てしまう理由かな。

CSで放送の「ウォーキングデッド」は、まさに、この悲しさのオンパレード。毎回展開に「自分ならどうするだろうか」と唸らされる。今日の放送でシーズン3が終わり4の放送は秋以降になるとのこと。

ゾンビ物といえば、「ショーン・オブ・ザ・デッド」とか「ゾンビランド」みたいなコメディ寄りの作品も好きだったりする。でも、「バタリアン」までいくと、ちょっとふざけ過ぎでついていけないかな。 

2013年5月11日 (土)

免許もないのに・・・お気に入りの自動車番組

CSディスカバリーチャンネルをよく見ている。最近のお気に入りは「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」と言う番組。

HPの番組紹介を引用すると・・・「中古クラシックカーの購入から修復、販売までの一連の流れを追うシリーズ。買い付け・販売担当のマイクと修復を手がけるメカニックのエドが、少しでも多くの利益を上げようと、毎回奮闘」。

修理担当の「エド」が、故障箇所を見つけて修理をし見事再生する過程が、マニアックすぎて楽しい。専門工具の紹介もしながら「地道に直す」のがイギリスらしいというか。

同じチャンネルで放送している「復元クラッシックカー」と言う番組も、自動車の再生がテーマだが、こっちはアメリカ版。アリゾナの砂漠で自動車のパーツを販売している「マクルーア一家」が主人公で、ガンコな父親とクルーたちが豪快に車を再生している。

イギリスの「エド」は、ゴム手袋をして、一人で丁寧に作業をしつつ、小粋なジョークで解説をするが、アメリカのマクルーア一家は豪快だ。汚れるのも関係なく素手でガンガン作業を進め、放送禁止用語とアメリカンジョークが炸裂。どんなに錆びだらけでボロボロの車体も、豪快なパテ盛りと、厚塗りの塗装で関係なし。

お国柄の違いも含めて楽しい番組。

2013年5月 8日 (水)

悲劇の人「平野国臣」

4月から博多歴史講座に参加している。幕末史の講座で、明治政府が作った「維新史」と、黒田藩に残る「幕末史」が違っている事は、この日記でも紹介した。

実は、明治新政府を作った薩長土肥より10年近く前に、「黒田藩で、新しい政府を作ろうとした動き」があったのだが、維新史では、この「黒田藩の先進性」が無かったことにされているのだ。あくまでも手柄は明治新政府だということになっているらしい。

地元に住んでいながら、全然知らなかった。衝撃の真実というか。

この講座で幕末史を担当されている小河先生は、西日本新聞社から「平野国臣」と「野村望東尼」の本も出している。

もちろん、2冊とも読んだが、学校で習っていた歴史とは違うエピソードの数々に、驚き、悔しくなり、なんとも複雑な気持ちになった。「平野国臣」の生き様には泣けたよ。 

2013年5月 7日 (火)

「村上春樹」公開インタビュー

新作について色々な意見があるようで。切ないのは、「熱烈なファンゆえのブーイング」。

まあ確かに、ボクも好きなミュージシャンの新作アルバムを聞いた時、あまりにもイメージが違いすぎるとガッカリするし、かといって前作と似ていたら「マンネリか」と思ってしまう。

「予想を裏切って期待を裏切らない」というのは、本当に難しい。

この「予想を裏切って期待を裏切らない」という言葉は、ボクの座右の銘でもあり、芝居を作る上で絶対守るべき条件だと思っている。・・・でも、正直なところ、「毎回、期待を裏切らない」というのは大変。やればやるほどパターンからの脱出も難しくなるし、「ただ違うこと」ばかりに気をとられると、つまらない作品になりかねない。

ふー・・・もう、必死で書いているのだ。

新聞で読んだ「村上春樹公開インタビュー」の締めくくりで、作者本人が語った言葉が心に残っている。

「僕自身は一生懸命書いているが、好みに合わないことはもちろんある。ただ、理解してほしいのは、本当に手抜きなしに書いている。もし今回の小説が合わないとしても、村上は一生懸命やっていると考えてもらえるとすごくうれしい」(村上春樹公開インタビューより)。 

2013年5月 5日 (日)

必ず見る番組

「空飛ぶ広報室」を毎週欠かさず見ている。たまたま第一話の途中から見て、主人公役の「綾野 剛」の芝居に大泣きしてしまい、すっかりファンになってしまった。

脇を固める登場人物のストーリーも面白いし、なにより航空自衛隊の全面協力による「現場の映像」がいい。

あと「日曜×芸人」も。

2013年5月 3日 (金)

どんたく10年目

毎年恒例のどんたくパレード。西鉄隊の一員として、明治通りを楽しく行進。

パレード中は、沿道から声をかけてくれるギンギラのお客様もいて嬉しかった。わざわざありがとう!

終わったあとは、これまた恒例の打ち上げへ。ワイワイ飲みつつ、新入社員の決意表明コーナーで大盛り上がり。

大塚ムネトの不定期日記