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2007年5月

2007年5月 5日 (土)

ダメ人間は続く

読もうと思っていた本もたまっている。分厚いやつを時間を気にせず読む。お気に入りの毛布にくるまって、お菓子とか飲み物とかを近くに置いてひたすら読む。途中で眠くなったら寝て、起きたらまた読んで・・・とダラダラ読書。ボクにはこうして過ごすことが、十分ゴールデンなウイーク。

夜中に「マルタイの女」を見る。相変わらずエンターテインメントとして見事な映画だったが、クライマックス近くで重要なキャラの一人が自殺する場面があり、この映画のあとに監督が自殺した事を思い出してドキッとした。引き続きダラダラ読書で6日に。今日は「13の顔を持つ男」と題した、伊丹十三の若い頃からの仕事を追いかけたドキュメンタリーも放送。これも見ごたえがあった。

さあ明日からは社会復帰。きららの公演を観て、そのあとはいくつか打ち合わせの予定。メリハリですよメリハリ

2007年5月 4日 (金)

安心してダメ人間へ

昨日のどんたくが無事終了し、これで存分にダメ人間になれる。携帯の電源を切って、ひたすら引きこもる。今日は一日中、留守録でたまっていた映画や番組を見て過ごした。今日の24時間で全て消化する予定だったが、途中で収録していたドキュメンタリー番組でちょっと考え込む。内容は、円楽さんの引退までを追いかけたNHKのドキュメンタリー。

この番組で、引退を決めた日よりも前に噺を2回披露する機会があり、どちらも失敗していた事を知った。一つは途中で言葉が出なくなり、もう一つは途中で噺をやめて「あ、これは後半だった・・・しまったなぁ」みたいなつぶやきを、自分でもショックだったのか思わずお客様を前にして漏らす。その様子を残酷な迄にカメラが捕らえていた。

一度の失敗でやめようとしたわけではなく、2度の失敗の悔しさをふまえての最後の賭けで力尽きたことを知り、なんて壮絶な戦いだったんだろうかと、病気のせいで口がまわらない悔しさはどれほどのモノだろうかと、見ているこっちも胸が苦しくなった。

夜中にケーブルで「スーパーの女」が放送。ちょうど今「伊丹十三特集」をやっているらしい。明日は「マルタイの女」どちらも見ていなかったので、これも見るリストに加える。

2007年5月 3日 (木)

どんたく本番は楽し

9時に倉庫を出発して西鉄本社へ。コーヒーで一息入れて10時から最後の全体練習。いい汗かいたあとは、控え室代わりの応接室で昼食。ちょっとゆっくりして午後から冷泉公園に移動。この移動が楽しい。みんなかぶりモノをつけ、キャラになって天神を練り歩くのだ。今日だけはあっちこっちに仮装した方々がいるので、一緒に写真を撮ったり握手したりと移動中から大騒ぎ。

そしてパレードスタート!冷泉公園から始まり、博多座、リバレイン、ゲイツとギンギラお馴染みの所を踊り歩く。踊り続けながら歩いているので本当はきついはずなのだが、沿道のお客様の笑顔に支えられて疲れを忘れてしまう。今回のパンフを持って手を振っている方など、ギンギラのお客様も多数。これがまた嬉しくて全力踊り。

終わった後は全員で打ち上げ。ビールがうまかった。

2007年5月 2日 (水)

「一人どんたく」は寂し

夕方からのどんたく稽古に備えて、部屋で踊りの練習。もちろんひとりぼっちの「一人どんたく」。大体は覚えているが、ぼくはパレード先頭で踊らないといけないので、大体ではなく完璧でなくてはまずいのだ。「人としてきちんと振る舞うエネルギー」のほとんどを公演で使い果たしているので、ダメ人間になりそうな自分と戦いつつ練習。

夕方からまず顔合わせをして合同練習へ。完璧になってしまえばあとは楽しむだけなので、社員の皆さんと共に大騒ぎ。明日の本番を前にヘトヘトになるまで踊る。みんなで踊ると何でこんなに楽しんだろう。

2007年5月 1日 (火)

今回の総動員は5463人。

目覚ましをかけない睡眠が久しぶり。さあこのまま引きこもり生活といきたいが、明日のどんたく稽古、あさってのどんたく本番と、3日が終わるまでは気が抜けない。でも今日一日ぐらいはと静かに過ごす。

郵便で続々届くアンケートに目を通して、公演の余韻に浸る。郵便で送られてくるアンケートは時間をかけて書かれているのが多く読み応えがある。しっかり書いてくれた上に、わざわざ封筒に入れて切手を貼ってと手間をかけてくれているのが本当にありがたいこと。もちろん会場で書かれたアンケートも嬉しい。

今回の総動員は5463人。たくさんのご来場ありがとうございました。

大塚ムネトの不定期日記