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2006年10月

2006年10月29日 (日)

城南高校同窓会イベント

ホテルオークラで城南高校の同窓会に出演。ギンギラにOBはいないのだが、同窓会の担当者が、ずっとギンギラを観てくれている方で「ぜひ上演して欲しい」と依頼されたのだ。出演前の、豪華なお昼で盛り上がって、そのままの勢いで公演へ。

このイベントが終わればあとはいよいよ11月公演。ホント10月から走りっぱなしだった。さあ、いよいよ今年の締めくくり目指してラストスパート!

2006年10月27日 (金)

いつもの所へ&東京からお礼状

今日は稽古が休み。天気もいいし、いよいよ公演が迫っているので、恒例の太宰府にお参りへ。「取材のあとにたまたまお参りしたら、その夜一晩だけで脚本が仕上がった」という信じられない出来事がキッカケで始まった太宰府へのお参りも、10年近く続けていると言うことになるなぁ。

幼稚園がカトリック系だったせいか、ずっと「神様のイメージ」は外国人だったけど、脚本が一気に書き上がって以来、その姿は和風のイメージに一変した。

お参りから帰ると、YSの映像を送った東京のお客様から、お礼状と、別便でハムの詰め合わせが届いていた。喜んでもらえて本当に良かった。

2006年10月23日 (月)

追い込み中

震電の追い込みが続く。いかに短くするかひたすら悩んでいる。夜は北九州で「雨かしら」の顔合わせだったが、時期が時期なので休ませてもらう。もともと「12月からでも良いから」という話だったので許してね。

頭フル回転の状態が続いているせいか、どうも熱っぽい。フル回転でも作業が進んでいれば「精神的風通し」が良くなるので辛くないが、同じところでぐるぐる悩んでいると、熱がたまってしまうような気がする。

空冷式のおんぼろエンジンみたいだなぁ・・・。

2006年10月22日 (日)

お蔵出しコーナー

今日はお蔵出しの稽古。お蔵出しコーナーはいくつかのパートに別れている。あっという間に終わるネタから、10分ぐらいのものまで色々。ちなみに10分のネタは、ある作品のオープニングを使い、色んなキャラが登場するように構成している。今年話題の方が次々登場するので期待していて欲しい。あと小ネタもお楽しみに!

2006年10月21日 (土)

今日用に地下鉄3号線を新たに製作

午前中西鉄本社へ。今日は、「地下鉄・JR・西鉄3社合同マナーキャンペーン」の日。去年に続き、今年もお呼びがかかったのだ。ボクは午前中の打ち合わせだけ出て、ギンギラメンバーに後を任せる。それぞれ各駅でキャラが堂々と振る舞っていいので、とても楽しいのだが、忙しくて今年は参加出来ず。

午後から29日イベントの音響打ち合わせ。

2006年10月19日 (木)

ギンギラ図鑑

昨日から発熱。久々に風邪みたい。稽古から帰ってきてそのままダウン。このところの生活を振り返り、脚本モードで昼夜が逆転しているし、食事が乱れてるし、忙しかったし・・・と、風邪を引いて当然だよなぁと反省。

1日遅れでギンギラ図鑑の原稿を送って、「風邪で力尽きてました御免なさい」と電話。今回は、番外編ということでYSに会いに行った話。
シアタービューフクオカのHP(http://tvf-web.com/)は、コラムや公演情報、インタビューなど盛りだくさん。要チェックだよ!

夜には熱も下がったので稽古へ。

2006年10月17日 (火)

テレビのことなど

家でダラダラと録画してたまっていた番組を消化。ドクターフー、LOST、スターゲイトアトランティス、デットゾーン、スターチャンネルで放送していた映画などなど・・・寝るか映像に浸るかして過ごしていた。ドキドキしたり、笑ったり、泣いたりしながら、脳と心のリラックス。

すっきりしたところで11月公演に頭を切り換える。すでに「女ビルの一生」の脚本は渡している。お蔵出しコーナーのネタもOK。今一番の課題は、震電の脚本をいかに短くするかと言うこと。

テレビのことといえば・・・日曜映画劇場の「ポセイドン」のテレビ欄コメントに笑ってしまった。「21時34分頃大転覆開始」だって!そりゃあ、大型客船が転覆する話なのはわかってるけど、「見所は転覆だけかい!」と思わずつっこみを入れたよ。まあ、確かに転覆だけだけどね・・・。

2006年10月15日 (日)

イベント当日

朝8時半に筑紫車両基地へ集合。照明、音響のタイミングを中心に場面の稽古。全体の上演時間は短いが、ギンギラはキッカケが多いので一つ一つ確認。本番は、11:00、13:00,15:00の3回。昨日の今日なので、さすがに一回目は緊張感があった。ボクも舞台裏でドキドキしながら見守っていた。一回目が無事終わると、グッと気持ちに余裕も出来、いつものように工場内をみんなで見学。今年は今までで一番多くの見学者が来ていたみたいで、どのイベントにも長い行列が出来ていた。すごい人気。

毎年、何かしら「電車グッズ」を買っているが、今年はレールをまくら木に留める釘を購入。記念用にメッキ仕上げされていて「2006電車祭り」と刻んである。

最後のステージのあと、会場の人が減るのを待ってからキャラ軍団で外へ。工場各所で記念撮影。「このイベントが終わると秋だよねぇ・・・」と、終わった後はちょっとしみじみ。夜は煮込みで打ち上げ。ワイワイ大騒ぎしながらメニューを全部食べ尽くす。もうおなか一杯胸一杯。みんな、本当にお疲れ様。

2006年10月14日 (土)

まさかの大幅描き直し

昨日の夜からの書き直しは朝方までに終了。残せる設定は・・・と思いつつベストを目指して作業をしていたら半分以上変更となった。問題は今日1日しか稽古時間がないこと。まずは一番変更が多かった主役の2人、立石さんとコガキョに電話で相談。さすがに早朝5時に電話はあんまりなので、9時過ぎまで待って電話をかける。2人とも、「脚本書きなおしたんだけど・・」というボクの言葉で思いっきり目が覚めたようだった。そりゃそうだ。だって本番明日だもんね。

で、2人に変更理由を説明して、「一番変更が多いのが2人のパートだから、まず2人の意見が聞きたい。変更の良さを感じなければ元のまま上演するから」と伝えて、FAXでおくった脚本を読んでもらう。2人共セリフの覚え直しが大変だが、その苦労を考えても新しい方がいいと納得してくれた。そのあと出演者全員に電話をかけて説明。いきなり稽古場で渡すのはあんまりだと思ったのだ。

朝のうちに連絡をまわし、渡せる役者には脚本をFAXで送っていたこともあって、夜の稽古ではほとんどの役者がセリフをすでに覚えてくれていた。一番大変な立石さんとコガキョの2人が気合でセリフを入れてきていたのには感動。もともと弱いところを解決するための書き直しなので、今日1日だけの稽古で完成度の高い作品に仕上がったよ。

感動といえば、昼過ぎに別件で電話したソウタが、急きょ変更になった作品用の小道具調達から、かぶりモノ製作まで手伝ってくれたこと。イベントには出演せず、もともとは休みだったのに、バリバリの活躍。

みんな本当に頼りになる。

2006年10月13日 (金)

電車イベント稽古

今年は新作。会場を電車の学校に見たてて、観客の子供達も生徒として巻き込む設定で、主人公は今年導入された新型電車の3000形。約15分ほどの短編だが、古い電車との友情、別れ、そして代々線路を守ってきた鉄道マン達の想いを受け継ぐラストと、かなり盛りだくさん。

ただ、どうもラストが弱いのが気になっていた。稽古で色々試して、役者力で解決出来たこともあったが、それだけでは足りない。で・・・・思い切って書き直すことに。あさっての本番を前に、明日1日の稽古しかないが、不本意なままでは上演したくない。弱い箇所を全部ピックアップし、生かせる設定は出来るだけ残しつも書き直すことに。

2006年10月11日 (水)

広がるお客様の輪

キャナル近くのTV-Qで打ち合わせ。いつかやりたいと思っていた企画が実現するかも。キッカケはYS取材の時に日経の記者さんに、ボクが考えている企画を話したこと。そこからトントンと話が進んだのだ。

何より嬉しいのは、担当の記者、デスク、局の報道担当の3人ともがギンギラのお客様だったこと。これは話が早い。先方も、何が出来るだろうかとワクワクしてくれている。

面白くなりそうだ。

2006年10月10日 (火)

記者発表

午後から西鉄本社会議室で11月公演の記者発表。プレイガイド、各新聞社の記者さん達全部で10人ぐらい。全体取材の前に、いつもお世話になっている朝日新聞の長友さんの取材から。記者発表は、まず作品についての思いを語って、そのあとは質疑応答。「10年を迎えるにあたって今の気持ちは?」など。最後に西日本新聞の取材を受けて終了。

たまたま使った会議室が「電車の資料置き場」にもなっていて、昭和20年代の時刻表とか、とことん使い込まれた車掌カバンなど、貴重な品物をたくさん見ることが出来た。これは思ってもなかった嬉しい出会いだった。この品物達はどんな人に使われ、どんな歴史を歩んできたんだろう・・・。と、最後はボクが取材記者モードになっていた。

2006年10月 9日 (月)

打ち入りで打ち上げ

11月公演の打ち入り&岩田屋70周年記念公演の打ち上げ。店は、昨日の刺激的なアフタートークに続いて連続ジャンジャン。でも、お気に入りの店なので全然平気。というか、連続でおいしいチキンとカレーが食べれて幸せ。

15日の電車イベントに出演する組は、早めに店に集合して軽く読み合わせ。秋は忙しいのだ。頭を切り換えて電車イベント、その次は同窓会イベント、そして11月公演と、ほぼ2週おきに公演が続く。

まあ、それはそれとして、今日はみんなでおいしく飲んで騒いだ。

2006年10月 8日 (日)

正しい街&贅沢なアフタートーク

飛ぶ劇の「正しい街」を観る。終わった後は偶然一緒だったきららの池田さん達と作品についてあれこれ話す。話さずにはいられない作品だった。何が正しいのか、正しくないのか、奇跡なのか、そうじゃないのか・・・。同じ芝居を観た観客同士なのに、それぞれのとらえ方が違うことが面白く、話すことが、芝居の続きのよう。熊本チームが帰ったあとは、泊君、ボク、宗さんの3人でジャンジャンでメシ。

さっきまでの「正しい街トーク」で頭の中が一杯になっていたので、メシと言うよりは、まるでアフタートークのように、3人で話す。東京物語で演出として信頼しゆだねた泊君なので、ボクも本音で遠慮無く思ったことを話した。バリバリ本音トーク。池田さん達と喋って出てきたあれやこれやについての質問から始まり、お互いの作風のこととか、ボクだったらこうする・・・みたいな話まで、ホント刺激的で楽しい時間だった。

2006年10月 7日 (土)

経済面に載ると言うこと

今日の西日本新聞朝刊に、昨日の公演記事が出ていた。掲載されていたのは経済面。「吉野屋復活」とか「どうなるダイエー」とかの記事に並んで、「涙と笑いの岩田屋大河ストーリー」という見出しの記事で昨日の公演とギンギラについて紹介されていた。

「どうすれば一般のお客様が観に来てくれるんだろう、どうすれば演劇にアンテナを張っていない方に興味を持ってもらえるんだろう」と悩み、地元の街を題材にした芝居をはじめたボクなので、こうして経済面に記事が出るのは嬉しい。

2006年10月 6日 (金)

岩田屋70周年記念公演

午前中は昨日気になった部分の直し。全体的には満足しているので、いくつか修正したあとはそれぞれ各自の時間にする。昼公演は岩田屋社長を初め各流通、マスコミなど関係者多数。終わった後は西日本新聞の取材。

昼公演と夜公演の間に各所で記念撮影。担当の方と共に店内を行進しながら、連絡通路や表玄関で撮影。マスコミだけでなく、たまたま通りかかった人も携帯で撮影していた。そりゃビックリするよね。

夜の部も会場は大盛り上がり。とってもいい気分で公演終了。

2006年10月 5日 (木)

仕込み

朝から夢天神へ。何度かギンギラでも使っているので、違和感はない。それぞれ準備をして昼からキッカケ稽古。何とか夜8時からゲネをする事を目指して、ちょっと急ぎ目に進めていく。でも、ちゃんと休憩時間を取り、食事の時間も確保。イライラするのはイヤなのだ。メリハリをつけて締めるところは締めつつも、遊びも必要。

予定より30分ほど遅くなったが、8時半からゲネ開始。

今回の物語は、岩田屋が赤字転落でピンチになるところから始まり、「明治維新の頃の岩田屋呉服店」「昭和11年に天神に進出する岩田屋」「新しく生まれ変わる現在の岩田屋」と、初めて、同じキャラを複数で演じる仕掛けを取り入れてみた。この仕掛けが観ていてとても気持ちがいい。時間軸もすぐに動かせるし、それぞれの思いが受け継がれていく流れもよくわかる。

2006年10月 3日 (火)

岩田屋チケットはすでに売り切れ

連日朝からかぶりモノ製作。今日はソウタが手伝いに来てくれた。小道具、かぶりモノ製作とソウタは頼りになる。夕方から夢アールで稽古。今日は前回の通しをふまえての部分稽古など。全体の上演時間は1時間半。気がつくと本公演のようになっている。

70周年記念公演の話は、もともとは「ちょっとしたイベントが出来れば・・」みたいなところから始まった。で、せっかくだから芝居にしようと言うことになり、最初は「これまで上演した作品からの名場面集」にするつもりだったが、いつものごとく、書き直しを重ねて、気がつくと新しい場面が半分以上になり、もともとあった場面も、ほとんどセリフを新しくするという「出来ちゃった新作」になってしまった。

自分で言うのも何だけど、500人限定なんて、本当にもったいない。まあこの超プレミアな感じが、70周年スペシャルらしいところか。

2006年10月 1日 (日)

映像編集

昨日の日経新聞夕刊にYS搭乗記が出ていたが、早速フリンジ(http://fringe.jp/)のトピック10月1日付で掲載されていて驚く。さすが荻野さん。

YS搭乗記の映像は、11月公演で上演するだけでなく、東京公演を観に来てくれた「昔、YSを整備していた方」にもプレゼントすることにしている。今日はプレゼント用の編集作業をした。喜んでもらえるといいんだけど。

大塚ムネトの不定期日記