« 2006年5月 | メイン | 2006年7月 »

2006年6月

2006年6月28日 (水)

記者発表

今日はARASHIの記者発表。夢アールの稽古場で担当からの企画説明のあと公開稽古。抜き出した一場面を実際に観てもらう。そのあとは役者との質疑応答など。

知り合いの記者さんが多かったので、取材のあとに色々話す。

2006年6月25日 (日)

大雨で特急が途中停車!

昼過ぎに長崎を出て諫早に着いたところで緊急停車。ここで待たされること30分。佐賀まで臨時バスを用意するから乗ってくれとのことで、予想外のバス移動が1時間半。夕方にようやく佐賀駅に到着。

諫早駅では「佐賀からは動いているから佐賀までバス移動して、そこから乗ってください」との説明をしていたが、佐賀駅についたら「佐賀からも運休です」ときた。よっぽどな事が起きているらしい。仕方なく払い戻してもらってバスセンターへ。

ボクはまだいい、今日中に帰ればいいだけだから。かわいそうなのは長崎観光から戻る旅行者たち。あっちこっちで「飛行機に間に合わない・・・」と途方に暮れている。「空港は天神から地下鉄ですぐですから」と、関西からの団体さんに話してバスに乗る。結局、天神に戻ってきたのは夜7時過ぎ。長崎から福岡に戻るのに5時間ぐらいかかったことになる。

あの団体さんは飛行機に乗れただろうか?

2006年6月24日 (土)

演劇人サミットin長崎

 F's Company(http://www.fs-company.com/)の福田君や実行委員のみなさんが、会場のセッティングからボクらのケアまで、実に細やかな気配りでやってくれていた。関係者の皆さん、ホントお疲れ様。おかげで楽しく過ごせましたよ。

今度はギンギラで長崎に行きたい。

2006年6月23日 (金)

何が出来るだろう?

ピクニック事務所で、東京の制作会社の方と会う。「ギンギラと何か仕事を出来ないか」とのことで、わざわざ来てくれたのだ。この熱意は嬉しい。さて何が出来るだろう?

もちろん「地元密着」の姿勢はそのままで!

2006年6月17日 (土)

今日買った本

しりあがり寿の「ジャカランダ」を読む。ある日突然生えてきた謎の巨木により、東京が破壊されていく。300ページを超える全編、ただひたすら都市の破壊を描いた作品。「グシャ」「ボカン」「グォオオオー」という擬音がほとんどで、時々「きゃー」とか「助けてー」とかのセリフが入る。あきれるほどの破壊。そして再生。

このマンガが書き下ろしではなく連載だったことに驚く。毎週「ボカン」「ギャー」ばっかりだったってことだよね。

ふと同じ作者の「方舟」を読みたくなったがどこを探してもない。誰かに貸したままだったか?

2006年6月16日 (金)

GIGA山岳部

ついに登山の日が来た。挑戦するのは標高1、000メートルを超える背振山。登りに4時間、帰りに3時間かけて制覇する。ヘトヘトだけど大満足。うっそうと茂った森から不意に空が開ける場所に出る時の解放感、歩き疲れてむくんだ足を沢の冷水につけた時の心地よさ、4時間歩き続け、ついにたどり着いた山頂からの眺め。

山頂で食べる「部長と副部長の手作り弁当」のおいしいこと!

朝6時50分に天神に集合して戻ってきたのが夕方7時。戻ってきた時には真っ赤に日焼けしてた。こんなに思いっきり外で活動したのは久しぶり。太陽をたっぷり浴びた証である日焼けのヒリヒリも心地よい。

ジャンジャンでビールを飲んで解散。山はいい!

2006年6月15日 (木)

今日も震電

朝から美術館で震電制作。来週、再来週が忙しいので今週出来るだけ参加している。作家の中ハシさんは、これまでも「ゼロプロジェクト」と題して、各地でゼロ戦を再現する企画を実施している。今日はこれまでの活動などを中ハシさんに聞きながら作業。

夕方からはARASHIの稽古。相変わらずGIGAメンバーの個人パワーはすごい。劇団で同じ方向を見て積み重ねてきた成果なんだろうなぁ。

最近一日があっというまだ。

2006年6月14日 (水)

ギンギラ図鑑

東京物語の時に仲良くなったライターさんが「演劇専門フリーペーパー」を作ることになった。面白そうなので、ボクも「ギンギラ図鑑」と題した連載記事で参加することに。この図鑑では毎回一つのかぶりモノを紹介していくつもり。「いずれ別冊で図鑑が出来たらいいね」なんて、ちょっと盛り上がる。

詳しい情報はまた改めて。

2006年6月13日 (火)

震電&国産初の冷凍車

夕方まで震電制作。一セット約30枚の写真をひたすら貼り合わせる。途中、戦争体験をしているボランティアさんから福岡大空襲や学徒動員での飛行機作りの話など。作業の手を休めてメモを取りながら聞く。貴重な時間。と、熱中していたせいで、次の予定を忘れて大あわて。タクシーであんみつ姫の事務所へ。今日は「福岡に出来る予定の劇場について」の取材を受けることになっていた。「偶然にも、地元と出身中学が同じ」という話で盛り上がった記者さんと演劇事情を色々話す。

取材のあと帰ろうとしていたら石川支配人から、5月に亡くなった福岡運輸創業者のお別れ会が今日あったことを聞く。福岡運輸というのは、4月のスーパーマーケット三国志に登場した「日本で最初の冷凍車」を作った会社。今年創業50周年を記念し、一号冷凍車を復元してる最中だった。残念ながら完成する前に創業者は亡くなってしまったが、関係者が急ピッチで作業を進め、何とか今日のお別れ会に間に合わせたのだそうだ。

2006年6月12日 (月)

今度こそ?

東急ハンズが新博多駅ビルへ出店するかもしれないとの報道があった。現在、JR九州と出店交渉中とのこと。これまでも福岡に新しいビルが出来るたびに「東急ハンズ進出か」という噂が出ていたが、ようやく実現するかも。

2006年6月11日 (日)

「震電(しんでん)プロジェクト」に参加

京都の美術作家、中ハシ克シゲさんの「震電プロジェクト」が今日から始まった。このプロジェクトは、太平洋戦争末期に福岡で作られていた幻の戦闘機「震電」を、地元のボランティアと共に制作するというもの。

面白いのは制作の方法。震電のプラモデルをフィルムカメラで拡大接写して、現像したサービス版の写真約25、000枚を貼り合わせて「ほぼ実物大」を作るのだ。さらに制作だけでなく、戦争体験者の方を招いた当時の話を聞くシンポジウムもある。

「翼をくださいっ!」で取り上げて以来、「地元の航空史」はボクのライフワークになっているので、迷わずボランティア参加を決めた。忙しいのであまり行けないかもしれないが、出来るだけ制作に参加したいと思う。

2006年6月 9日 (金)

わらび座&フリンジに感謝

稽古のあとに「劇団わらび座」の方と食事。新作の告知で来福していた取締役の是永さん、九州事務所所長の小澤さんに劇団のことを色々聞く。わらび座というのは秋田から全国に発信している老舗の劇団で、劇場と温泉施設が一緒になった「たざわこ芸術村」には年間25万人が訪れている。もらった資料によると、5つのチームで年間850ステージステージをこなし、観客年間50万人、春からは四国に坊っちゃん劇場(何とわらび座の専用劇場)を作り、さらに1チーム増えるとのこと。

成り立ちや運営など、「地方の演劇のあり方」としてずっと注目していたので、食事そっちのけで質問。3人で創立してから55年でここまでの規模になった話に圧倒される。とても貴重な時間だった。これは秋田に見学に行かなければ。

ところで・・・今回、是永さんと会うキッカケは、ボクがフリンジで「わらび座に注目しているんです」とコメントしていた記事を是永さんが見てくれたことだった。ありがたいことにわざわざ連絡をくれたのだ。

フリンジの記事がギンギラとわらび座を結んでくれたというわけ。感謝。

2006年6月 6日 (火)

ARASHIの稽古で思うこと

今日も駆け回ったり瞬発力を試されたりとヘトヘトだけど充実。自分の現場と違うことがとても刺激になる。

常々書いていることだが、ボクは、「芝居の正解はたくさんある」と思っているので、自分がやっていない表現に出会うと嬉しい。これは元々役者だけをやっていたから身に付いた感覚なのかも知れない。違うことを否定して終わらせるより、ちゃんと良いところを感じられる方が豊かだと思うのだ。

あと、「わからないことを否定にすり替える」ようなことも絶対しない。頭でわからなくても、感覚で「いいなぁ」って思う芝居もたくさんある。

大塚ムネトの不定期日記