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2006年5月

2006年5月31日 (水)

まるで事務所のように

先週受けた取材の写真撮りを、行きつけのエスニックレストラン「ジャンジャン」にたのむ。パパさんママさんの快諾を得て撮影は順調に進んだ。途中、相手を呼んで別件の打ち合わせまでさせてもらい、すっかり自分の事務所気分。

ちょうどランチと夜の営業の間だったので、諸々終わったあとはパパさんママさんと一緒に食事。

午後をのんびり贅沢に過ごす。

2006年5月29日 (月)

今日の日経流通新聞MJに

今日の全国版にギンギラの特集記事が出ている。5月16日の日記にも書いたように、ギンギラを観て気に入ってくれた記者さんの力作記事。ギンギラのことを見事にまとめてくれているのが本当に嬉しい。

あと「流通新聞」というのも楽しいところ。その名の通り流通業界の方が多く読んでいる新聞なので、ギンギラでお馴染みの各方面から「記事を見たよ」との連絡がある。どの方も自分の事のように記事を喜んでくれていた。これまた嬉しい。

2006年5月24日 (水)

2006年05月24日 ギンギラ新聞取材

大好きな筑紫車両基地へ。今回は「電車をきれいにしよう!」と題して、車両の清掃を取材。ガソリンスタンドにある洗車機をでっかくしたような「電車専用洗車機」が動くところを見学して、実際に車内の清掃を体験する。

ベテラン清掃員の方に指導してもらいながらの作業だったが、一両きれいにするだけでヘトヘトになってしまった。

2006年5月23日 (火)

打ち合わせ

昼から嘉穂工業高校演劇部顧問の福田先生と会う。嘉穂劇場で上演したひよ子侍の時に会って以来、毎年「県大会の審査員を」と頼まれているのだが、いつも公演と重なり実現していなかった。今回は「審査員が無理なら夏の講演会を」との事で、食事をしながら打ち合わせ。

引き続き岩田屋で「70周年イベント」について相談。

終わったあとはイムズで開催中の「造型と映像の魔術師シュヴァンクマイエル展」を見に行く。タブーお構いなしの作品が楽しい。大好きな世界。

2006年5月22日 (月)

石風社

NTRの柴山さんが公演に連れてきたことがキッカケで、地元出版社「石風社」の方と連絡を取り合うようになった。で、「ぜひ読んでください」ということで出版している本5冊が届く。どれも地元にこだわった面白い本ばかりだったが、中でも嬉しかったのが昭和58年発行の「ユニード労働組合20年史」。この本は関係者のみに配られた非売品という超一級の資料。ユニードの資料はほとんど残っていないので、これはありがたかった。公演を観て気に入ってくれた方が資料を持っているなんて、きっと縁なんだろうなぁ。

石風社の藤村さんありがとうございます。

夕方から西鉄ホールで中村さんと打ち合わせ。秋のこと、そのあとのこと、さらにそのあとの超面白企画の打ち合わせなど(ちょっとまだ秘密)。

夜はARASHI稽古。役者は楽し。

2006年5月19日 (金)

劇団ギガ登山部新入部員歓迎会

いくら引きこもり大好きのボクでも、公演が続き「劇場、稽古場、部屋」と生活が室内ばかりなのでガイアが足りていない。ギガに登山部があると聞いて、即入部を決意。今日は第一回目の活動日で西の十坊山(これでトンボ山と読む)に登るはずだったが、雨のため無念の中止に。で、夕方から歓迎会ということで飲むことにした。

ギガ舞監のさやかちゃん(部長)、モズ(副部長)とボク(一番下っ端新入部員)の3人で大騒ぎ。ジャンジャンに連れて行って、カラオケで熱唱して、最後は屋台。「登る気満々だったエネルギー」を騒いで使い果たす。

2006年5月18日 (木)

後ろからやってみる

下ネタじゃないよ。ARASHI稽古での話。今日は脚本の一部を使って「セリフは脚本に添いつつ、でも出来るだけ脚本の世界から離れたことをエチュード的に作ってみて」というお題が出た。なんと挑戦しがいがあるお題だろうと、役者としての想像力が問われる事にワクワクするボク。難しすぎて楽しいぞ。

「3人で背中合わせにくっついて1行ずつセリフを言ってみようか」とか、「全然関係ない設定で喋ってみよう」とか色々案が出たが、「ラストシーンから逆にセリフを言ってみよう」という菊沢君の案が一番強烈だった。もう訳がわからなくて面白すぎる。

で、「一行ずつはちゃんと読むけど、ラストシーンから逆に読む」事だけ決めて、最後のト書き「3人で肩を組んで去る」というところから逆回転でスタート。あとは即興でやりとり。不思議なことにきちんと成立する瞬間があったりして、やっていて驚く。

ARASHIの稽古場は毎回新鮮。楽しすぎて終わったあとはいつもヘトヘトになっている。はしゃぎ過ぎかな。

2006年5月17日 (水)

岩田屋天神開店70周年

秋の開店70周年を記念して、ギンギラで何かできないかと相談を受けている。今日は岩田屋にて打ち合わせ。こういう大切なイベントに声をかけてもらえるなんて光栄。普段、ボクらの活動を許してくれていることへの恩返しのチャンスなので、ボクも気合が入っている。

パルコ公演で東京に行った時に、各マスコミの方に「実名で企業が登場する芝居なんて、東京では絶対許さないだろう」といわれたが、普通はそうだよね。いつも書くけど、怒るどころか、面白がってイベントを一緒にやろうと言ってくれるなんて、本当に福岡の地元企業は懐が深いと思う。

2006年5月16日 (火)

広がるネットワーク

昼からピクニック事務所にて日経流通新聞の取材を受ける。三国志を観て気に入ってくれた方で、全国版で記事を書きたいとのこと。観てくれた方が行動を起こしてくれるのは表現者としてとても幸せなこと。お客様がブログに書いてくれたり、口コミで広めてくれることもそう。

この信頼関係がボクの創作の支えになっている。

取材の終わりがけに、6月公演のマスコミ周りで来福していた、きららの池田さん、宗さんと客演する中村タクジが事務所に挨拶に来る。みんなでしばらく芝居談義。

2006年5月15日 (月)

トークライブ

夕方から西日本新聞会館で「社史を通して、企業を知る ~市民に愛される企業とは?」と題したトークライブに出演。脚本を書く時の資料として社史は欠かせないので、その話など。終わったあとは関係者と打ち上げ。参加していた企業の方々から「うちの社史を差し上げますから、芝居にしてくださいね」と声をかけられる。

ギンギラの活動を理解してもらえて嬉しい。

2006年5月14日 (日)

ARASHI稽古初日

いよいよ今日から稽古開始。まずはストレッチと筋トレ。発声のあとは、2人一組になって、相手の手や足の緊張をほぐす脱力。この脱力は、お互いに体をゆだねるので、感覚としての距離感がグッと縮まるという効果もある。この脱力の他にもGIGAならではのメニューが多数。こうして劇団ごとに文化があるのが面白い。今回は役者として存分に楽しんでいる。

今日はゲームやエチュードで遊び倒して稽古が終了。

終わったあとは演劇フェスティバルの2次会でじゃんくうへ。南河内の打ち上げに、そのまま演フェスメンバーが残っていたので、昨日に続き一緒に飲む。

2006年5月13日 (土)

オリンピックシンポジウム

昼から天神へ。市が主催するオリンピック招致イベントのシンポジウムに出席。夕方でイベントが終わり、ビールで乾杯をしている時に、南河内の芝居を今日しか観れないことを思い出す。時計を見ると開演まであと十分。薬院の居酒屋から西鉄ホールまで猛ダッシュ。走りながらホールの中村さんに電話を入れて席を確保して、何とか開演直前に到着。走ったおかげですっかり酔いも醒めた。

終わった後は内藤さんたちと飲む。いつもながら内藤さんは、観客を煙に巻くような書き方をする。ずるいけど、うらやましく思う。ボクは内藤さんに会うたびに、このツッコミを入れるが、いつも内藤さんは「書きすぎないのが良いんだよ」と笑っている。今日の飲み会もそうだった。

2006年5月12日 (金)

絶景

翔が学校から帰ってくる頃にはもう空港なので、せめて登校を見送ろうと早起き。「来年の夏休みに遊びに来い。ただし、一人旅でだぞ」と約束をして、2人で盛り上がる。まってるぞ翔。そのあとはお墓参り。これも恒例。

夕方の飛行機(もちろんスカイマーク!)で福岡へ。

見渡す限りの雲海の中に、富士山の頂上部分がまるで島のようにぽつんと見えていたのが絶景だった。

2006年5月11日 (木)

バラ一輪か100万円

うちの母親に「母の日に欲しいモノ」を聞いた返事がこれ。「じゃあ、バラ一輪か100万円ちょうだい」だって!「じゃあ、バラ一輪で」と即答のボク。まあ、バラだけってのも何なので、DVDレコーダーを買って「南国から来た寒いヤツ」を一緒に観る。

作・演出の解説付きと言う、ちょっと豪華版

2006年5月10日 (水)

さよなら交通博物館

昨日から石川さんも東京なので、午前中に合流。渋谷のスターバックスで堀さん、石川さんとツアーについて色々相談。午後からは秋葉原にある交通博物館へ。今月の14日で閉館が決まっているのでぜひ行きたかったのだ。石川さんも飛行機まで時間があるとのことで、一緒に館内を見て回った。ボクは今日から12日までオフなので、一人秋葉原に残って「萌えな街」を散策。

夜は江戸川の実家へ。久しぶりに甥っ子の翔(小学5年生)と遊び倒す。

2006年5月 9日 (火)

さすがにぐったり

朝起きれなくて驚く。さすがに疲れがたまったか・・・。夕方まで予定はないので、ホテルで静かに過ごす。夕方パルコの谷やんが迎えに来てくれて、一緒に銀座へ移動。今日はル・テアトル銀座で、劇場見学と美輪様「愛の賛歌」を観る日。

休憩あわせて3時間40分の大作。福岡公演の打ち合わせがてら駆けつけた堀さんと、なぜか2階のボックス席(2人だけで仕切ってある席)で鑑賞。エディット・ピアフの生涯を美輪様が演じているが、ある時はか弱く、ある時は妖艶にと、美輪様ワールドを堪能。2幕の最後、悲しみをこらえて愛の賛歌を歌う場面では泣いてしまった。

3幕のラストからカーテンコールでまた涙。最初に3時間40分と聞いた時には驚いたが、ボクは存分に楽しんだ。

終わった後は楽屋で美輪様に挨拶。そのあとはパルコ大竹さん、谷やん、ギンギラ広報大場さん、堀さん、ボクで「劇場そばのやけにでかい居酒屋」で飲む。まあ色々と作戦会議

2006年5月 8日 (月)

ハンズ、CD、おもちゃ

今日は一日オフ。電話で各方面と打ち合わせを済ませてから渋谷の街へ繰り出す。まずは東急ハンズへ。一番下の階から、全フロアーをくまなく見て歩く。今回の「ハンズ詣」では4時間ぐらいかかったかな。こうして全てを見ることで、新しく入った素材や、パーツなどをチェックしておくのだ。

あとはひたすらCDショップ巡り。サントラや変わり種のレコードなどを探す。あと、おもちゃ屋ね。オシャレとは無縁の渋谷。

夜はシアターガイドの今井さん、ライターの大堀さんと飲む。

2006年5月 7日 (日)

まずは名古屋へ

朝7時49分の「のぞみ」で名古屋へ。パルコ大竹さんと中日劇場で、二十一世紀歌舞伎組「雪之丞変化2006」の初日を観る。会場には脚本の横内さんもいたので、きららの時に差し入れてもらったすしのお礼など、しばらく話す。本番は関係者席で観たが、隣の隣に藤間紫さんが座っていてちょっと緊張。本番が終わった後は楽屋に行って関係者に挨拶。スーパー歌舞伎を仕切っている方とお茶をしながら色々話す。

名物のみそ煮込みうどんを食べて、東京へ移動。渋谷のパルコ御用達のホテルへ。

2006年5月 6日 (土)

明日からの東京行きに備えて

明日から打ち合わせで東京へ行くことになっている。その準備で夜はプロデューサーの石川さんと約束。打ち合わせまで時間があったので、かりん塔で大将と2人で飲む。ボクが行く店は決まっているし、飲み友達も多くないが、飲む連中とは全てを話せる信頼関係があるから十分。大将もそう。色々語り合ったよ。

そのあとは石川さんと打ち合わせ。語りモードのままだったので、石川さんとも長話になってしまった。

2006年5月 5日 (金)

今日は熊本、エチュード三昧

久しぶりに劇団きららの稽古に参加。新作のためのエチュード大会で、存分に即興を楽しむ。ほとんど出ずっぱりだったけど、これが楽しい、楽しい。自分からは何にもしないタイプや、決めた方向に強引に持っていこうとするタイプなど、役者も色々なので、それぞれにあわせて、ゆだねたり、リードしたりと、関係性を楽しむ。

自分の公演が終わリ、全力を出し切ったボクは、こうして心の貯金をしていくのだ。

稽古が終わった後はヒデと合同の誕生会をしてくれた。こうしてきららで祝ってもらうのも3年目。糖分の取りすぎが心配な今日この頃だけど、せっかくのケーキなのでほとんど食べてしまった。

大塚ムネトの不定期日記