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2003年11月

2003年11月30日 (日)

H2Aロケット、まさかの打ち上げ失敗!

連続で失敗したH2ロケットの改良型として誕生した「H2Aロケット」。これまで5回連続成功して、やっと信頼を回復かと思っていたら・・・6回目に失敗してしまった。

新聞に関係者のコメントが出ていたが、「先代のH2も6回目で失敗したし、どうも「6」と言う数字は縁起が悪い」だって!

こらこら!「科学技術の粋を集めたロケット」を作ってる方が、そんなオカルトな事言ってる場合か!何だかトホホな気分。さらにトホホなのは、失敗の理由。「切り離すための火薬が湿気ってたからかもしれない」だって!

「湿気ってた」って・・・駄菓子屋の10円花火じゃないんだからさぁ。

2003年11月29日 (土)

「ザ・ホワイトハウス2」

最近、番組のはじめに「今週の見どころ」と言うのが放送されるようになった。これはそ の字の通り、今から放送するドラマのいいところを駆け足で紹介するというモノ。

何でこんなモノつけるんだろう?

だって、今から見ようとしているのに、わざわざネタバレさせて楽しみを減らされてるようなもんだし・・・。だいたい海外ドラマの場合、タイトル前に放送するのは「物語の導入部分」、いわゆる「つかみの部分」のハズなんだけどなぁ。

なんだ「今週の見どころ」って?

まさか、11時のニュースを見終わってチャンネルを変えようとしている視聴者に、精一杯アピールするための作戦だったりして・・・。もしそうなら、このドラマって人気がないってことになるよね。

うーん、人気がないのかなぁ・・・登場人物のセリフや場面構成など、どれをとっても「嫌みなぐらい」見事に出来てるし、スゴク面白いと思うんだけどなぁ。

2003年11月28日 (金)

1人や2人じゃないんだから・・・

今日は稽古場がアクロスだったので、家から自転車で天神に向かう。で、自転車で走っていて目についたのが、全然周りに注意を払わず、携帯のメールに熱中しながら歩く「ながらメ-ル」の連中。

全くこの連中ときたら、平気で道の真ん中をフラフラ歩いている。携帯の画面しか見てないから危なくてしょうがない。

いっとくけど、ひったくりに1番狙われやすいのは、「ながらメール」に熱中してる連中なんだぞ!だから、歩きながらメールなんてするなよなぁ。

2003年11月27日 (木)

より確実なプランは?

昨日の舞台打ち合わせで、「実際にやってみないとわからないですねぇ・・・」と言う問題が出てきた。心配していた「仕掛け」については、昨日の実験で解決したが、この問題は「実際に舞台を作ってみないとわからないこと」なので、何ともしがたい。これにはこまった。

「プランを立てる時には、1番確実性があるやつを選び、更に「まさか」に備え保険の予備案まで考えること」。これは、舞監をやっていた時のボクの信条。だから「確実性がないプラン=バクチ」は絶対に許せない。

場面の演出が大きく変わることも覚悟して、ひたすら「よりいいプラン」を考える。

2003年11月26日 (水)

朝から西鉄ホールへ

「1月公演で使う予定の仕掛け」が、うまく作動するかどうかを実際にホールで試す。仕込みの最中に「うわ、この仕掛け失敗だ!どうしよう・・・」なんて事にならないように、事前に実験というわけ。メンバーは舞台監督の横山君、手伝いのカガッチ、ホールの松本君とボクの4人。実験は昼まで続いたが、だいたいのメドはついたので、これで一安心。

午後からはアラマッキーと横山君とボクの3人で舞台全般の打ち合わせ。「やりたいこと」と「実際やれること」をすり合わせながら、舞台プランをまとめる。

2003年11月25日 (火)

いよいよ今日から人形の着色作業

「用心棒」に登場する三船敏郎の顔は、ホコリと汗にまみれて「かなりギラついた感じ」になっている。この「ギラつき感」が、凄みのある表情を引き立てているので、なんとか人形でも「ギラつき感」を再現したい。で、悩んでいるのが着色の手順。

陰影をつけながら「基本の顔」を仕上げて、次に「シワや顔のたるんだ部分」に影をつけて、ホコリの感じは、岩絵の具の粉をそのまま擦りつけて・・・と、一応は考えてみたが・・・うーん、うまくいくかなぁ。

まずは、顔を薄い色から少しずつ塗り重ねていく。

2003年11月24日 (月)

やっとマトリックス

今日はアラマッキーと1月公演の照明打ち合わせ。せっかくの祝日だが、今日しかお互いの時間が合わないので仕方ない。で、舞台のことなども含めて色々相談していたらあっという間に夕方になってしまった。

このまま今日1日が終わるのは寂しいので、レイトショーの「マトリックス・レボリューションズ」を観に行く。詳しくはネタバレになるのでやめておくが、マトリックスの完結編は「ドラゴンボール」と「風の谷のナウシカ」をあわせたような映画だった。

「オッス!おらネオ。ちょっとナウシカも入ってるよ。」って感じかな。

この完結編には賛否両論あるようだが、ボクは「ミフネの活躍シーン」だけで十分満足しているので、良しとする。まあ、今回は「ミフネの映画だった」ということで。

2003年11月23日 (日)

大事に使って何が悪い

ボクが愛用している携帯電話は、カシオC303という「Gショック電話バージョン」みたいなヤツ(製造が2000年3月なので、もう使い始めて3年以上という事になる。画面の下には、今は無きセルラーのマーク付き)。画面がモノクロだとか、カメラが付いてないとか、そんなの全然問題なし。電話は話せればいい。

というかボクにとっては「気に入ったモノしか持ちたくない」というのが1番なので、次々出てくる代わり映えのしない「へなちょこデザインの携帯」なんかには全然興味がない。

で、「よっしゃー!このままずっとカシオC303で行くぜー!」と思っていたのだが・・・見落としていたことが1つあった。それは「バッテリーが古くなると、劣化して充電できなくなってしまう」ということ。じつは、すでにバッテリーも製造中止になっていて、今使っているバッテリーが、「去年探しまわってやっと見つけた1個」なのだ!

その最後の一個が、どうも調子が悪い。

稽古前にショップに寄って、メーカーに問い合わせてもらおうとしたら、聞きもしないうちから「もう無いはずです。」と言葉が返ってきた。で続けざまに「新しい機種を・・・」と薦める店員。ボクが「好きで使ってるから変える気はない」と言うと、本当に不思議そうな顔で見られた。

ボクが変なのか?

2003年11月22日 (土)

再放送

ギンギラが出演したNHKの番組「f45 ふくおか一番星」が、今朝10時半から九州沖縄全県ネットで再放送された。もともとこの番組は、福岡放送局制作の「県内だけの放送」だったのだが、好評だったので、九州全県ネットで放送することになったとのこと。

果たして他の県の方にはどう映ったんだろうか?

面白かったのは、同じ時間帯に日テレ系で「九州銘菓の特集」を放送していたこと(もちろんひよ子さんも登場)。

どちらもひよ子さんが登場していたという訳。

2003年11月21日 (金)

ギンギラ的地元ニュース

昨日から今日にかけて「ギンギラ的ニュース」が2つ。まず昨日の夜にテレビラジオなどで第一報が入ったのは、「人工島に理想の街を作りますよ!」と大々的に発表した福岡市に、イメージ画を書いた宮崎監督から「自分の名前もイラストも使うな」という絶縁状が届いたというニュース。

今朝の新聞各紙でもこの出来事は大きく扱われていたが、中には「人工島の汚職事件」を並べて掲載している新聞もあったりして、ますますダークな印象になってしまった。(って、これって編集者の狙いなんだろうけどね)。

せっかく「見事なイメージアップ作戦」で人工島がよみがえると思ったのになぁ。

もう1つは、ホークスが「今後30年間の球場使用契約を結んだ」というニュース。これで少なくとも30年間は福岡にホークスが残留することに。

ところでアビスパは大丈夫なのかな?

2003年11月20日 (木)

ワークショップ5回目

初日は戸惑っていたストレッチにも、しっかりついて来るようになってきた。ストレッチ隊長のコガキョも感心するほど。

参加者は初心者が多いので、まずは「人前で感情表現をする」というのを目標にあれこれやっているが、今日は初めて「複数人数でのエチュード」をやってみた。「自分を出す」という事が少しずつ出来るようになってきたので、じゃあ今度は「相手と感情のキャッチボールをしてみよう」というわけ。まずは2人ペアから初めて、最後は5~6人ずつのグループに分けて、「1つの場面作り」に挑戦。

中村タクジとコガキョにも「場面のリード役」として入ってもらいながら、今日はひたすらエチュードの日。 

2003年11月19日 (水)

お昼ご飯会&ついに完成

会場はギンギラ御用達の店「ジャンジャン」。参加メンバーは、ボク、きららの池田さんとコウスケ君、画報の北島さん、西鉄ホールの中村さんの5人。あと宗さんも来る予定だったが、カゼでダウンとのことで残念ながらお休み。

ゆっくりご飯を食べながら、熊本と福岡の状況とか、最近観た芝居の話など色々話す。もともと今日のご飯会は、「公演の宣伝に福岡へ行くのでお茶でもどうですか?」という、きららさんからのお誘いがきっかけで「じゃあ、ご飯でも・・・」となったのだが、こんな風にたまに集まるのもいいかもしれない。

夜は稽古。ようやく自分でも納得のいく場面に仕上がったので、(嬉しくて)軽く興奮しながら稽古場へ。さっそく読み合わせをしたが、みんなも楽しく読んでくれたのでホッとする。これで最後まで残っていた「ある場面」の書き直しが終了。

やったー!ついに全て完成だぜ!!

2003年11月18日 (火)

たった1つの場面で悩む。

あと1場面さえ出来れば全て完成なのだが、これがなかなかうまくいかない。

「その場面でクリヤーしないといけない課題を、破綻しないようにまとめただけの妥協案」みたいなモノはすぐに書けるんだけど、これじゃあ全然面白くないし・・・。言葉だけのつじつま合わせになるくらいなら、例え理不尽でも「有無を言わせない面白さ」のほうがいいもんね。

で、昨日まとまったアイデアを元に、脚本の修正作業。もちろん「作家の意地」として、さらに面白いアイデアも加えた場面に仕上げる。

苦労の甲斐あって、今度こそ面白い場面になりそう。

2003年11月17日 (月)

まんまと・・・

日経トレンディ12月号に、「各業界が来年狙っているターゲットは、40代の男性だ!」という記事が出ていた。

40代の男性は、「まだ現役でストレスが解消されるものには金を惜しまない。」「心変わりしやすい若い層に比べて、1度琴線に触れたらリピ-ターになる」などが特徴で、今後は「四十男が元気になり、自信を取り戻せる商品が売れそうだ」とのこと。

もうすぐこの世代に仲間入りのボクとしては、「何となくわかるよなぁ・・・・いや、わかりたくないぞ!まだ30代だ!」と、仲間に入りたいような、入りたくないようなビミョーな気分。

でも、記事と一緒に紹介されていた「四十男を狙う商品」の中に、しっかり「コナミの食玩サンダーバード(ターゲットは38~42歳だって!)」が入っていたので、有無を言わさず仲間入りが決定してしまった!!13日の日記を読んでもらえばわかるように、確かに「1度琴線に触れたらリピ-ターになる」ってのは当たってるし・・・。

はぁー・・・まんまと作戦に引っかかってるよねぇ。

2003年11月16日 (日)

いよいよ脚本完成か?&月曜の朝10時からキャンセル分発売!!

脚本で、一ヶ所だけ悩んでいる場面が残っていたが、ようやく全てを解決する案を思いついた。で、一気に徹夜で書き上げて稽古場へ持っていく。ホントは徹夜でヘロヘロだけど「ついに書き上げたぜ!」と言う興奮で、何とか起きてる感じ。

さっそく読み合わせをして、みんなの感想を色々聞く。思った以上に反応が良い部分もあったが、残念ながらいくつか問題点も指摘される。みんなで話し合った結果、大筋はよしとして、あるキャラのストーリーラインを、さかのぼって伏線部分から書き直すことになった。

書き直しが出てちょっとへこんだけど、「みんなで話してまとまったアイデア」がスゴク面白いので辛くはない。うん、良い感じになってきたぞ!

※明日からキャンセル分のチケットが販売開始です!まだゲットしていないという方、このチャンスをお見逃し無く! 

2003年11月15日 (土)

久々の人間力

朝の経済番組で、これまで大手メーカーが挑戦しても作れなかった「1ミクロン(1ミリの1/1000)の大きさを検査する機械」を、見事に完成させた町工場の特集をやっていた。

これまで作れなかった理由は、検査する機械自体も「誤差が1ミクロン以下」じゃないとダメなので、「そもそも、その検査機械の精度をどうやって調べるのか?」で悩んでいたからとのこと。

で、この町工場では、なんと職人の「手の感触」で1ミクロンの世界を追求したんだって!凄すぎるよね。これぞ機械を越える職人技!この工場の方が最後に「執念です。執念があれば必ず完成します。」と言っていたが、さっそく座右の銘にしようと思ったボクだった。

2003年11月14日 (金)

トトロの街

新聞各紙によると、計画が二転三転している「人工島の街作り」に、アニメ監督の宮崎駿が参加するとの記事が出ていた。で、「トトロの街」と題されたスケッチが発表されていたが、緑が一杯で「昔風の小さな路地」があったり「ラピュタに出てくるような丸い建物」があったりと、色使いとデザインが、さすが宮崎監督という感じ。イメージが悪くなっていた「人工島」を「宮崎ワールド」にしようなんて・・・うまいこと考えたよね。

監督のイメージは「子どもからお年寄りまで関わり合える自然豊かな街」とのこと。

しかし、果たして今の世の中で、この街の理想は通用するんだろうか?「自分勝手に過ごすことに慣れている今どきの人」には、まさにコミュニティという感じの「トトロの街」で過ごすのは無理なんじゃないかなぁ・・・。

それに「細い路地」とか「柵のない庭」で、防犯上大丈夫なんだろうか?「環境が人を変える」という事は大いにあると思うから、街の人たち同士はいいかもしれない。でも、一歩街から外に出れば、そこはひったくりや空き巣被害がどんどん増えている「怖い現実」が待ってるわけだし・・・。内側は良くても、外から来る連中が、みんな良い人とはかぎらないでしょ?

と、不安材料を色々書いてしまったが、ボク個人としては、ぜひこの計画が成功して欲しいと願っている。この街の理想を「今の荒れた世間にあわせておとしめる」のではなく、どんどん荒れていく世間を「この街の理想」で少しでも良く出来たらいいのにと思う。

うーん甘い考えかなぁ・・・でも、諦めたら終わりだしねぇ。何だか昨日の日記のように自問自答してしまうなぁ。 

2003年11月13日 (木)

大好きな事は、この日記でも何度も書いているが・・・

なぜか今月は「サンダーバードグッズ」が続々と発売される。で、全て手に入れるべく、着々と予約を入れている。(この前「買えない悔しさ」を味わったばかりなので、何としても手に入れるのだ!!)

今日までに予約完了しているモノ ○タカラ「 RCジェットモグラ」5,980円 これはスゴイ!ほとんど撮影プロップそのままのプロポーションで、ラジコンなんだから!しかもコントローラーは2号コンテナ。これはマニア必需品だ!

○タカラ パワーテック「トレーシーアイランド(日本語版)」4,500円 これもスゴイ!あの秘密基地の内部まで再現されているのだ!一見普通の島が、スイッチを押すと左右にひろがって内部の秘密基地が飛び出す仕掛け。しかも日本語音声付き。うーんスゴすぎる。あー血が騒ぐ。早く遊び倒したいぜ!これも持っておかないと。

○コナミ食玩 「サンダーバード POD ビーグル Vol.1」3,000円 これも、もちろんスゴイ!見事な造形で一連のメカを続々リリースしているコナミが、今度はジオラマ(情景のことね)を発売。メカの活躍場面を再現したモノ、2号が基地の中に格納されている場面を再現したモノ(しかも、2つをあわせて1つの場面を再現しているので迫力があるのだ!)など、たまらないものばかり。1個300円の食玩だけど、当然箱買いなので3、000円になる。ダブってもいい。もちろん悔い無し。そんなもの一切無し。だってサンダーバードだもん。

うーん、今日の日記は、かなり恥ずかしい感じだなぁ・・と、冷静な自分もいるのだが、「だって、小さい時から好きなんだよぉうぅぅ・・・」と、泣きながら身をよじっている自分もいたりする。まあ本当のことだし仕方ないか。

2003年11月12日 (水)

さすが画伯!

朝、庄ちゃんから「イラストの下書き」がFAXで送られてきた。いつもながら、言葉で伝えたイメージを見事にビジュアル化してしまう技に感動。速攻「このままでOKですよ!」と電話を入れる。ホント庄ちゃんってスゴイよなぁ。

さっそくすでに出来ていたページにレイアウトして、文字調整の続き。で、庄ちゃんのイラストを配置してから改めて全体を見たら、どうもサブ記事の内容がしっくり来ない。思い切ってサブ記事の内容を全部書き直す。

途中稽古に行ってから夜中まで記事の修正作業。

※ちなみに今駅に置いてあるコンパスには「ギンギラ新聞第2号 西鉄軍特集」が出ている。フリーペーパーなのでお気軽にどうぞ!

2003年11月11日 (火)

人形に着色

まずは練習で作っていた「自分の顔」に絵の具で色をのせていく。前回の人形は「歌舞伎モノ」だったので顔を全て白で塗ったが、今回は「どこまでリアルな感じを出せるのか?」がテーマ。基本の肌色を作ってから、目尻や鼻の付け根などに暗い色を使い陰影をつけていく。舞台メークをしている感じに近いかな。

講座が終わって稽古場に向かおうとしたら「風邪で欠席が多いので今日は早く終わります。」との連絡が入った。たしかに、今のうちに治しておかないと、これからどんどん忙しくなるもんね。

大塚ムネトの不定期日記