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2003年1月

2003年1月31日 (金)

ドラマ「ザ・ホワイトハウス」

今週も展開が複雑だった。ほとんどのレギュラーキャラのエピソードが登場するし、更にそのストーリーが「過去と今」という2つの時間軸にまたがっていた。

ただ今週は、「シリーズを通して引っ張っているストーリーの小出し」ではなく、「一見バラバラのようで最後にすべてが1つになるストーリー」だった。いやー見事な構成だったなぁ。

毎回見てて思うのは、たとえ前後のつながりが全然わからなくても、登場人物同士の会話が「その部分だけで面白いやりとり」になっているということ。1つ1つの会話にちゃんとオチをつけつつ、速いテンポでどんどん物語を展開させていくので全然飽きさせない。そうかと思うと、逆にわざと「セリフの情報が少ないゆっくりとした場面」を入れてあったりする。緩急のついたあっという間の50分。

このドラマを見ると、日本製のドラマがスカスカに思えてしょうがない。まあ、好みもあるんだろうけどねぇ・・・。

2003年1月30日 (木)

どうでもいい話

ある缶コーヒーのテレビCMで、石原裕次郎が登場するのがある。たしか、「見るに見かねてヤツが帰ってきた・・・」みたいなナレーションのやつ。

何に見かねたのかな?もしかして21世紀の裕次郎に?

2003年1月29日 (水)

ピーターセラーズ特集&ひよ子侍の構成発表!

このところBSでピーターセラーズの特集をやっていた。ピンクパンサーシリーズをまとめて放送して、締めくくりは「博士の異常な愛情」。ピーターセラーズも大好きなので、この特集はとても嬉しかった。どうせなら「天才悪魔フーマンチュー」とかもやってほしかった。(もちろん、羽佐間道夫の吹き替えで!)

・・・あの、一応書いておくけど、もちろん脚本があるので放送は見てないですからね!ホントだからね!だって、どれもビデオで持ってるし・・・もう何回も見てるし・・・。ただ、ちょっとだけ頭の中の「妄想映画館」で、色々場面を思い出して喜んでたかな。うーん、小一時間ぐらい・・いや小2時間かな。

だけど、あとは脚本を書いていたからね!

※「昨日脚本が出来たはずでは?」と思った方へ なんと今回は脚本が4部構成になっているのだ!で、第1部が完成し、今は第2部と第3部の書き直しをしているというわけ。だからホント映画なんて見てないよ!

・・・あ、そういえば今日CSで「チャンス」を放送していた。このときのピーターセラーズも、いいよね~。ラストシーンなんか大好き。思えば吹き替えばかりで見ていたボクは「チャンス」を字幕スーパーで見て「知的にしゃべるピーターセラーズ」に驚いたっけ。と、また小一時間ぐらい妄想の世界に行ってたりして・・・。 

2003年1月28日 (火)

ついに第3稿!

読んではみんなの意見を聞き、書き直しを続けてきたが、ようやく第3稿でみんなが喜んでくれた。よかった!書き直したかいがあった。

これもいつも書いてる事だけど、役者のみんなが「最初のお客様」だと思っているので、まずは役者に喜んでもらえないとダメだと思うわけですよ。

2003年1月27日 (月)

コンビニにも!

食玩ラッシュが続いている。グリコのジオラマシリーズもすばらしい出来だし、おなじみ「ワールドタンクミュージアム」も第3弾が登場!ああー!コンビニ並んでいるのを見るだけで幸せな気分。

さすがに「お金と飾る場所」がないので(昨日2箱も買ったばっかりだし・・・)箱買いはあきらめて、とりあえず2個ほど買ってみた。最近博多人形作りで、ねんどの細かい造形に挑戦したが、この戦車の細かさにはかなわない。さすが「カリスマ造形師」と呼ばれる人の作品は違う。

昔であれば、ガレージキットなどで一個何千円もしていたクオリティーの作品が300円で買えるとは!食玩恐るべし! 

2003年1月26日 (日)

今回はキャプテンスカーレット!

コナミから発売されている食玩「SFムービーコレクション キャプテンスカーレット」が届く。もちろん必殺の箱買い!(今回は2箱)。前回予約しそこねた反省から、販売発表後すぐに予約を入れていたのだ!おかげで、全アイテムを無事コンプリート。

内訳はレアアイテム1、ヘリ2、装甲車3、パトロール車4、戦闘機4、戦闘車4、連絡ジェット2、の計20個。(大好きなものはいくつあってもOKなのでダブりは全然平気なのだ!)

ただし、あんまり予約が前すぎて、注文した事をすっかり忘れてしまっていた。思わぬ出費になってしまったので、買うはずの「レッドドアーフ号DVDボックス」は、次回にお預け。まあ「ドアーフ号のボックス買うヤツ」なんて、そういないだろうから売り切れって事はないと睨んでるんだけどね。

2003年1月25日 (土)

時間の過ぎ方について考えてみた

今日、別の人とまったく同じ会話をした。その会話の内容は「ちょっと大塚君、どうしてるの?半年ぶりだよ!」と、ビックリされるというもの。

確かに言われてみるとそうなのだが、自分としては全然時間がたっている気がしていなかった・・・・なんでだろう?どうして時間の経過を感じないのか自分なりに考えてみた。

で、この日記を読み返したら、あるパターンが見えてきた。そのパターンとは「常に本番という締め切りから逆算して日々を過ごしている」ということ!ここ何年かのボクは「1日1日が積み重なって時間がたつ」というより、本番から逆算して「後10日しかない!9,8,7,6,・・・うわ明日本番だ!」とカウントダウン形式で日々を過ごしているのだ!

しかも公演が終わるとリセットして、また次の公演の本番日から逆算する日々が始まる。これじゃあ全然積み重ならないよね。「なるほど、だから全然時間の経過を感じなかったのか」と、勝手に納得。

でも待てよ!ということは・・・・ボクは「毎回一杯一杯」ってこと?

2003年1月24日 (金)

西鉄ホールへ

午前中に天神で取材を受けて、午後から西鉄ホールへ。別に打ち合わせの約束をしていたわけではなく、ちょっと時間があいたのでぶらっと遊びに行ったのだ。ちょうどホールでは照明・舞台担当のMくんが試写会の準備中だった。「邪魔しない」という約束で舞台に上がって、あれこれ考えさせてもらった。

今回、舞台上でやろうとしているプランが、「果たして実現可能なのか?」実際の舞台で検討してみたのだ。邪魔しないといっておきながら、時々「あのさあ~」と話しかけては、今考えているプランについて相談。そしたら、ほとんどのプランについて「それは無理じゃないですか・・・」との答えが返ってきた!

さてさて、どうしたものか・・・ボクの頭の中にはもう具体的な舞台が浮かんでいるんだけどなぁ。

もちろん、予算、舞台の大きさ、人数など、様々な制約があるので、時には妥協しないといけない事もあるんだけど・・・それはよーくわかっているんだけど・・・でも、何とかわがままを貫いて、最初に考えた「お客様に一番見せたいもの」を現実化したいと思っている。

2003年1月23日 (木)

子だくさん危機一髪!?

稽古帰りにコンビニに寄ったときの事。買い物を済ませて外に出たら1匹の猫がじっと座っていた。よく見るとその猫のお腹がだいぶ大きくなっている。どうやらもうすぐ子供が産まれるようだ。が、よく見たのがいけなかった!ボクと目があったとたん、その猫はボクのあとについてくるようになってしまったのだ。

「うわ、しまった、こいつボクの家に転がり込んで産む気だ!」

走ってみたが猫のほうもはぐれまいと必死についてくる。さすが「母は強し」と言うのか、とにかくボクのあとをついてくる。一瞬、部屋の中で子猫たちが走り回っている光景を思い浮かべてゾッとしながら、ひたすら逃げるボク。

困った事に、コンビニから家に帰るには車の往来が激しい大通りを渡らないといけない。でも、うっかり渡って猫が車にはねられたら・・・・なんて思うと渡るに渡れない。どうする事も出来ずにコンビニの前であたふたしていたら、急に猫がボクから離れていった。見ると、ボクが持っている袋より大きな袋を持った人が、ちょうどコンビニから出てきたところだった。

なんだよ・・・もちろんついてこられたら困るんだけど、急に知らんぷりは無いよなぁ・・・。ちょっとだけだったけど、あたふたしていたボクの気持ちはどうしてくれるんだよ!

ほっとしたような寂しいような気分で、大通りを渡って家に帰った。

2003年1月22日 (水)

2002年の売り上げトップ

今日の毎日新聞の記事によると、井筒屋が九州・沖縄の百貨店の中で売り上げトップだったらしい。そういえば、ギンギラの作品に井筒屋だけ登場してないんだよねぇ・・・。

以前公演アンケートで、井筒屋社員の方から「なぜウチの百貨店を出さないんだ!」と書かれていた事があった。「どうして勝手に出すんだ!」って怒られるならわかるけど、まさか「なぜ出さないんだ」って怒られるとは思ってもなかった。今度北九州版の話を作ってみようかな・・・。

ちなみに売り上げ第2位は岩田屋でした。岩田屋もがんばってるぞ!

2003年1月21日 (火)

よくそんな姿勢で・・・

やばかった、なんと原稿を書きながら寝てしまったのだ!

机の上のパソコンに向かって椅子に座ったまま、手はキーボードの上にのせて・・・・で、そのまま熟睡。

明け方に目が覚めて、半泣きで原稿を仕上げましたよ。あービックリしたなぁ。

2003年1月20日 (月)

ちなみにボクは「ふわふわココア」が大好き

今日は昼からコラムの取材で田川へ。取材自体は前から行きたかった「チロルチョコの工場」なのでワクワクしているのだが、問題は「今日が取材で今日が原稿の締め切り」だってこと。まあ、先週動けなかったボクのせいなので誰にも文句は言えないんだけど・・・。

取材自体は、チロルチョコの開発担当者から直接話を聞く事が出来たのでとても面白かった。(実は脚本の取材で、すでに関係者から話は聞いていたのだが、その方は開発担当の方ではなかったのだ)

実際に現場で開発していた人の話は本当に面白い。面白すぎて、今から脚本を書き直そうかと思うほど・・・って、おいおい大丈夫か脚本? 

2003年1月19日 (日)

今日もDM作業

今回発送するDMは全部で5500通(これは、ずっと来ていないお客様の分を減らしての数)。出す数が1000通ぐらいだった時は、みんなでワイワイ騒ぎながらでも1日で作業が終了していたが、さすがに5000通ともなるとそうはいかない。引き続き今日もDM作業。

ただし、今日は人手が足りているという事だったのでボクは脚本に集中させてもらった。

2003年1月18日 (土)

羽田空港にて

ひよ子さんが全国銘菓として「うっかり九州へのお土産に買ってしまいそうなくらい」、堂々と売られていた。

もちろん飛行機はスカイマーク。「あれ場所を間違ったかな」と不安になるぐらい歩いてやっと受付カウンターに到着。搭乗手続きをして、さあバスに乗って移動かと思ったら、なんと今回はターミナルから直接飛行機に乗れた。ラッキー!(・・・って、大手の飛行機だったら当たり前なんだけどね。)さらに定刻通り動き出したので感動していたら、案の定10分ほど滑走路を動いたところで待たされる事に。で、外を見るとズラリと飛行機が並んでいる。

飛ぶ気マンマンの飛行機が、きちっと一列に並んで順番を守っているのが何だかすごく面白かった。

約1時間半で飛行機は無事福岡に到着。ヘロヘロになって家についたら「ちょうど今からDM作業をやる」との連絡が!もちろん行きましたよ。

2003年1月17日 (金)

墓参り

今日はおじいちゃんのお墓参りに行く事にした。

ボクが小さい頃に亡くなっているので、おじいちゃんのことはほとんど覚えていない。でも町の人気者だったおじいちゃんの話は一杯残っている。たとえば、おじいちゃんが若い頃、納屋で隠れてギターの練習をしているところを曾おじいちゃんに見つかり「オレはプロのミュージシャンになるんだ!」と言って勘当されたとか、当時まだ珍しかったオート三輪で暴走して田んぼに落ちて死にかけたとか・・・・。親戚からおじいちゃんの話を聞くたびに、なんて素敵で、とんでもない男だったんだろうと思ってしまう。

「芝居をやるんだ」とボクが言って親戚中から怒られていた時、おばあちゃんに「きっと、ムネトはおじいちゃんの血をひいたんだね・・・」と言われた時は、何だか嬉しかった。「そうか、血なんだから仕方ないのか・・・」って、すごく心強くなったもんね。

そのおばあちゃんも3年前に亡くなり、今はおじいちゃんと同じお墓に入っている。「相変わらず演劇やってます。すみません・・・」なんて心で話しかけながらお墓を掃除した。 

2003年1月16日 (木)

なぜ家が東京か?

ボクが高校を卒業した時に両親が離婚した。それからしばらくして、もともと東京生まれの母は東京へ戻る事になった。まあ、ボクもグレるような年齢ではなかったし、昔から「あんたが高校を卒業したら離婚する!」と宣言していた母だったので、ショックと言うよりは、「ああ、ついにこの日が来たか」ぐらいの感じだった。というか、正直に言うと「東京に家が出来るぞ!ラッキー!」ってな感じだった。ちょうど東京に芝居の様子を探りに行こうと思っていた時期だったので、母の東京行きはとてもありがたかったのだ。

と言うわけで、今ボクの実家は東京にある。困った事に、どうしても家に帰らないといけない事態が発生した。最近帰ってなかったボクがいけなかったのだが、よりにもよってこんな忙しいときに帰らないといけないなんて!今日から土曜まで東京へ。

2003年1月15日 (水)

第一稿の読み合わせ

ついにこの日がやってきた!まず全体のイメージを説明して、来ているメンバーで読み合わせ。で、何度か読み合わせをしたあとに「脚本ダメ出しコーナー」へ突入。

ギンギラでは読み合わせをしたあとには、必ずこの「ダメ出しコーナー」がある。今日は第一稿ということもあって、内容の確認やセリフの意味など、基本的な質問が多かった。それぞれの質問に答えつつ、問題点などをメモしていく。物語の設定などについては、逆にボクからいくつかの案を出して、どれがいいと思うかみんなに意見を求めた。ボクの場合、みんなに色々言ってもらった方が「アイデアとファイト」が出てくるのだ!

いくつかいい意見が出たので、次回の稽古までに脚本を書き直してくる事に。

2003年1月14日 (火)

毎週火曜といえば

最近書いてなかったけど、毎週火曜日は人形講座の日。去年の暮れから始めた色塗りもだいぶ進んで「鎧、手の装飾品」など細かい部分の色塗りはだいたい終わった。

いやー細かいところを塗り分けるのはホント大変だったなぁー・・・もちろん、そこが楽しいんだけどね!

「なかなかまとまらない脚本作業」の真っ最中なので「やればやるだけ形になって現れる人形作り」は、本当に心が安まる。(・・・何か、前にもこんな事書いた気がするなぁ。)

2003年1月13日 (月)

ああ、この映画が観たい!

「Jam Films」 短編映画がようやく日本でも注目され始めたよね。カンヌ映画祭の短編賞を受賞したヤツなんかも、どれもかなり面白いよ。あと、ちょっと前にスマスマで放送した短編作品集も面白かったなぁ。

「刑事(デカ)祭り」 これは、やったモン勝ち企画なので「やられた!」って感じ。こんなバカ企画が実現するなんて本当にうらやましい。

「えびボクサー」 これ、「突然変異したエビ(何じゃそりゃ!)がボクサーを目指すスポ根映画」らしいんだけど・・・・本当につくってんのかなこんな映画?きっとくだらない映画なんだろうなぁ。ああ、早くみたい!

あ、あと「火山高」もね! 

2003年1月12日 (日)

ポスター作り

ギンギラではチラシのデザインをそのままポスターにしている。いつもだと上4/5のスペースにチラシの表側を持ってきて、下1/5に情報を入れるようにしているが、今回のチラシ表はレイアウトにもこだわっているので、出来るだけ縦横の比率を変えないでいいように思い切って情報スペースを小さくすることにした。

まずは第1印象のインパクトを重視ということで(だって、興味さえ持ってくれれば、たとえ小さい字でも情報を見ると思うんだよね)

大塚ムネトの不定期日記