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2002年10月

2002年10月31日 (木)

食玩求めて・・・

稽古の行き帰りにコンビニに寄りまくっている。狙いは10月28日に発売された、コナミの食玩第3弾「謎の円盤UFO、全7種類」。(「謎の円盤UFO」については去年の11月17日の日記を)

第1弾、第2弾のサンダーバードもすばらしく出来がよくて感激したが、今回の「UFO」の場合、出来の良さはもちろん、「よくぞこの番組のメカを発売してくれた!」という商品化の企画が通った事にも大感激。

これまで、サンダーバードに関する造型物は多かったが、「謎の円盤UFO」に関してはあまりいい造型物が出ていなかったのだ。しかし、ファンのボクが言うのもなんだけど、よくこんな企画が通ったよなぁ・・・。

ただし!いつもだったら発表された時点ですぐに予約して「確実に入手(もちろん箱買い)」というパターンなのだが、今回うっかり予約し損なってしまったので焦りまくっていた。

で、最初に書いた「コンビニ寄りまくり状態」なわけ。

今日までで何とか11個購入。ようやく、レアアイテム以外の6種類を全てゲット。ただし、インターセプターとシャドーモービルは3つずつ必要なのでまだまだ頑張らねば! 

2002年10月30日 (水)

正直な告白

最初に知った時には「またダメダメドラマが始まった・・・」と、かなりバカにしていたのだが・・・「絶対見らんもんね」と思っていたのだが・・・気がつくと第1話から全部見てます。

フジ系ドラマ「アルジャーノンに花束を」を。

で、最近「あれ、もしかしてユースケ・サンタマリアっていいんじゃないの?」なんて思ってます。

「ロングラブレター」みたいなアホドラマかと最初はバカにしてたんだけどなぁ・・・。

あっ、あと土曜の「数取団」も大好きで欠かさず見てます。(現在稽古中なのでわざわざタイマー録画してまで!)

・・・恥ずかしながら正直な告白でした。

2002年10月29日 (火)

ボクが作った人形の運命は!

粘土の原型が出来あがったので、いよいよ炉で焼く事になった。焼く上で心配なのは「はじけてしまうのではないか」ということ。

「はじける」というのは人形師の先生がよく使う言葉で、つまり「人形が壊れる、バラバラになる」ということ。

「はじける」にはいくつか原因がある。 ○粘土の間に空気が入っている場合 この場合、焼いた時に空気が膨張して壊れてしまうのだ。

○粘土を重ねた場合 あとから重ねた粘土と、もとからある粘土の「乾き方」が違うと、焼く時にゆがみが出て割れてしまう。

まだまだ色々あるんだけど、先生の説明が途中で耳に入らなくなってしまったので、よく憶えていない。だって先生が、わざわざボクの人形をもって「これはじけないと良いけどねぇ・・・」と言ったから!一気に不安になったボクは、もう説明どころではなかった。

・・・そういうのって普通思っても言わないでしょう?よっぽど「ああ、こりゃあ危ないなぁ」と思ったからこそ「おもわず言葉になった」と思うんだよね。

で、もう無茶苦茶ブルー入ってます。すべては来週の火曜日に明らかに! 

2002年10月28日 (月)

ノーネクタイ、ひげで短パン

「ノーネクタイ、ひげで短パン」といえばもちろんボクの普段の格好。

今日の座談会、話す内容についても悩んだが、それと同じぐらい悩んだのが「どんな格好で行くか?」ということ。「キチッとした座談会だからスーツ?でも、スーツなんて普段全然着ないしなぁ・・・まあ、いつも通りでいいか。せめて帽子はかぶらないで行こう」と、なかば開き直って座談会会場の某ホテルへ。

でもその考えは会場となった天神某ホテル7階のエレベーターが開いた瞬間に後悔に変わった。開いた瞬間僕の目に飛び込んできたのはスーツにネクタイ姿の「キチッとした大人な方々」。10人ぐらいいたかなぁ・・・。

どう見てもダラッとしか見えないボクにキチッとした方々が次々に名刺を出してくる。しかも、ボクなんかよりずっと年上の方ばっかり。もういきなり謝りました。

「すみません、こんな格好で・・・」

で、座談会だけど、最終的には15人ぐらいにまで増えた「スーツにネクタイ姿のキチッとした大人な方々」が見守る中で始まった。

「ああ・・・ノーネクタイ、ひげで短パンはボクだけだぁ・・・」そんな事ばっかり考えて全然落ち着きませんでしたねぇ。 

2002年10月27日 (日)

久々の「宿題が終わらない8月31日」気分

脚本の修正作業をしつつ、ものすごく気になっている事がある。じつは明日「みんてつ」という雑誌の座談会に呼ばれているのだが、この座談会の事を思うとドキドキして脚本に集中できなくなってしまう。(「みんてつ」というのは、日本民営鉄道協会の発行する広報誌。もう見るからに「キチッとした」雑誌)

ある方から「よう大塚君、頼むよー!」なんてかるーい感じで頼まれたので、ボクも気楽に「はーい、わかりましたー!」と引き受けたのだが・・・送られてきた座談会の資料を見てビックリ。なんと座談会のメンバーは、福岡市市長室の部長、西鉄の常務取締役、福岡大学経済学部の教授、そしてボクの4人。このメンバー構成を知ってすっかりビビっているというわけ。

「うわー何を話そうかな・・・」と気がつくとソワソワしているボク。脚本の修正を今日中にしないといけないのに・・・じつはコラムの締め切りもあるのに・・・ああ、どこからどう手をつければいいんだー!・・・いかん、なんだか熱が出てきたような気がする。

「まさか風邪!?」 

2002年10月26日 (土)

脚本最終修正

今回上演の「遊園地3兄弟」は再演にして、その間に3月公演「ひよこ侍」の脚本を書くという作戦だったのだが・・・つい脚本に手を入れてしまった。だって、どうせやるなら面白いほうがいいしねぇ。

というわけで、新たなキャラが登場するシーン、会場を巻き込むシーンなどの場面が増える事に。

全体の流れを良くするために構成をやりなおしたほうがよさげなので、今日と明日の2日間で最終調整をする事にした。

2002年10月25日 (金)

ホワイトハウス第2話

先週見そこなっていたドラマ「ホワイトハウス」を見る。さすが今流行りのドラマだけあって、一時間の放送時間中にいくつものエピソードが同時進行していく。

メインのエピソードは、「テロに対する報復攻撃」を大統領が決断するまで。このエピソードだけでも十分面白いのだが、そこに大統領を取り巻く人々の様々な日常の様子が描かれている。

「報復攻撃は成功したのか、しなかったのか」の連絡がなかなか入ってこないことに腹を立てた大統領が「CNNに電話して聞いたらどうだ?」と皮肉を言うのがおかしかった。これって、湾岸戦争などでCNNが次々政府を出し抜いて報道することを皮肉ってるギャクだよね。 

2002年10月24日 (木)

大宰府園へ

ウォーカーコラムの取材で太宰府園へ。担当の方がスゴク親切な方でいろいろな話を聞かせてくれた。しかも、貴重な資料まで貸してくれたので大感激(この資料が面白いの何の!)

この資料を読んでいたら「太宰府園」を主役にした作品を作りたくなってきた。「せめて、11月公演に、ちょっとだけでも良いから書き足せないかなぁ・・・。」と、かなり危険な事を考えていたりして・・・。 

2002年10月23日 (水)

いよいよDS9が終わってしまう!

第1話から欠かさずにずっと見てきた番組「スタートレック・ディープスペースナイン(DS9)」がもうすぐ最終回を迎える。総数176話の壮大な物語がついに終わるのだ。日本では1996年から放送が始まったので6年近くずっと見てきたことになる。うーん、長い道のりだったなぁ。

この「DS9」は、もともと1991年に放送が始まった「新スタートレック・ネクストジェネレーション(TNG)」という番組がきっかけとなって生まれた。この「TNG」の人気が出たので同じ時代を舞台にした別のシリーズ「DS9」が出来たと言うわけ。(他にも「スタートレック・ヴォイジャー」ってのもある。)

もちろん全てのシリーズを見ていたので、「10年間ずーとスタトレを見ていた」事になる。3つのスタトレ番組はそれぞれ魅力的だった。時には微妙にリンクする話があったりもしてファンとしてはたまらなかった。本当に楽しい時間だった・・・それが全て終わってしまうとは!

すでに全ての放送が終わったアメリカでは「新しい時代を舞台にした新シリーズ」が始まっている。これは日本でも11月から放送なので、番組が途切れる事はないのだが、「好きだった時代」のお話は終わってしまうので、かなり寂しい。

2002年10月22日 (火)

ついに原型製作が終了!

6月に授業が始まって以来、ひたすら作り続けてきた博多人形の原型がついに出来た。鎧の模様、着物のシワ、指先の動きの表現など、人形のどこをとっても、苦労して作った部分ばっかり。

特に顔が大変だった。何度も何度も作りなおし、やっと納得がいく顔が出来るまで一ヶ月ぐらいかかったもんね。

「ふーやっと出来あがったよ・・・」

ただし!喜ぶのはまだ早かったりする。これから炉で焼くのだが、ちゃんと空気が抜けていないと破裂してバラバラになってしまうのだ!時間をかけて作ってきた人形がバラバラなんて絶対考えられない・・・無事焼きあがる事を祈らなければ!

2002年10月21日 (月)

映画「プライベートライアン」冒頭のシーン

ケーブルTVで兵器のドキュメンタリー番組を放送していた。番組のテーマは第2次大戦中にアメリカ軍が使っていた「シャーマン戦車」について。

番組によると、海岸に上陸する事を想定して、戦車も多少ながら海の上を移動できる様に工夫されていたが、この「シャーマン戦車」は、よく沈没したんだそうだ。

ノルマンディー上陸作戦の場合、「まず戦車が上陸し、待ち構える敵を撃破した後に兵士たちが安全に上陸する」という計画だったのに、戦車が次々沈没して役に立たず、多くのアメリカ兵が犠牲になったとの事だった。

そう言えば、映画「プライベートライアン」の冒頭、ノルマンディー上陸作戦のシーンで、トムハンクスがしきりに「戦車が沈んだから大変だ」とわめいていたなぁ。

このシャーマン戦車の事だったのか・・・。

2002年10月20日 (日)

「警察にドロボー!」みたいな感じかなぁ・・・

近所に九州電力のビルがある。このビルの一番上には「九州電力」の文字が大きく書かれていて、この文字の一つ一つに明かりがつくようになっている。夜になっても「九州電力」の文字が大きく光り輝くというわけだ。

が!このごろ「九州電力」という文字の「九州」だけにしか明かりがついていない事に気がついた。

「あれ・・・肝心の電力は?」

電力会社の看板の「電力」の電気が切れてるなんて・・・・なんかモヤモヤ~とした気分だ。

2002年10月19日 (土)

生きがいがないと死亡率が上がるんだって!

西日本新聞の夕刊に、死亡率についてアンケート調査をした記事が出ていた。その調査の結果によると、「生きがいがあるとは思えない」と答えた男性は、普通の男性より4・9倍も脳血管疾患で死ぬ危険性があるんだって!

ただし、「ストレスが多い」と答えた男性も5・9倍の死ぬ危険性があるとのこと。

これ困った。ボクの場合「芝居を作る」のが生きがいということになるけど、ということは「ああ脚本を書かなければ・・・」とか「ああ稽古時間が足りない・・・」とか「お客様は喜んでくれるだろうか・・・」とか、とかとか・・・数限りないハードル(ストレス)を越えた先にゴール(生きがい)があるということになるんだよね。

てことは・・・・ボクの場合、長生き出来るの?それとも出来ないの?

2002年10月18日 (金)

新しいオリジナルグッズ

もちろん今回もプレゼント大会があるので、それに向けてオリジナルグッズを作ることになっている。

今日は稽古が休みだったので脚本を考えつつ、グッズのデザインをパソコンの画面上で色々試してみた。

いくつか面白いデザインが出来たので、明日の稽古でみんなに見てもらってどれにするか決めようと思う。

2002年10月17日 (木)

稽古前の一時、おもいっきりリラックス

アクロスでの稽古の前は、ジュンク堂書店で立ち読みをして、ベスト電器のDVDコーナーをじっくり眺めて、ついでに上の階にあるホビーショップに寄るというのがお決まりのコースになっている。

時には「ああ、これは買わなければ!」と、思わぬ出費があって困る事もあるが、そんな買い物も含めて楽しい一時。

そんな時って、いいアイデアをひらめいたりするんだよね。 

2002年10月16日 (水)

稽古場にて

高校演劇だったり、大学のサークルだったり、舞台に立った経験があるのは良いのだが、表現する上での技術的なことを何も学んでいないのに「自己流のしゃべり」を続けるうちに、「いつのまにか出来あがったしゃべり方=演技」と勘違いしてそこから抜け出せなくなる場合がある。これスゴク怖い。

先に「しゃべり方」が決まっているので「どんな脚本、どんな役」を演じても全部同じにしかならないのだ。稽古を重ねても何も変わらない。やればやるほど、がちがちに固まっていくだけ・・・。もちろんお客さんの心に感情が届くことはない。ただ伝わるのは「ああ、あの子一生懸命しゃべってるわね・・・」ってことだけ。これじゃあお客様は来てくれない。一度観てくれても2度とは観ない。

高校演劇出身のボク自身がまさにそうだった。高校時代の「わけもわからず大きな声を出していた」のを演技だと思いこみ、いつのまにか出来あがった「セリフの節回し」を感情表現と思いこんでいた。もちろん、どこの劇団にいっても使ってもらえなかった。ちょっとしゃべっただけで「ああ、高校演劇クンね、うちの劇団にはいらない」と断られていた。当時のボクは、「しゃべり方が先にあるのではなく、「言いたい感情」があるからしゃべる。」という当たり前の事が出来ていなかったんだと思う。

これを克服するまでにはものすごく苦労した。とてもここには書ききれない。

ギンギラの若手の中にも、「しゃべり方」が先にあって、なかなか「キャラ作り」とか「セリフの感情表現」がうまくいってない役者がいる。

ボク自身、苦しんできた道なので何とか力になりたいと思っている。(・・・って稽古が厳しい言い訳だったりして) 

2002年10月15日 (火)

「うわぁ、これじゃあデビルマンだ!」博多人形講座より

「原型の顔に隈取り(歌舞伎特有のメイク)を書いてみるように」との宿題を出されていた。もちろん本来は人形を焼いたあとの仕上げで色を塗るのだが、粘土を焼くと色は飛んでしまうので練習するいいチャンスなのだ。

隈取りについて書かれている本を見ながら書きこんでいたのだが、「あれ、右のほうが短いな・・・」「あれ今度は左が短くなってしまった・・・」と、何度も塗り直しているうちに気がつくと顔じゅう絵の具だらけになってしまった!もう目の回りなんか真っ黒。

「ああ、こ、この顔は・・・・!」 

2002年10月14日 (月)

ビバ!豆乳

予想通りというか、当然というか、「青汁豆乳プリン」があっという間に近所のコンビニから消えた。

だって本当にまずかったもんね。(10月4日の日記にも書いたけど・・・)

今日は「豆乳ショコラ」を発見!さっそく買って食べてみたら、これがスゴクおいしい!フタには「あっさり仕立て」と書かれていたが思ったより濃厚な味。まあ、豆乳のコクとチョコのコクが合体しているということなのかな。両方大好きのボクにはピッタリ。うん、これは美味しかった。

豆乳好きのボクとしては、もっと「豆乳モノ」が出てほしいのだが(「青汁豆乳プリン」だけはお断りだけどね!!)

2002年10月13日 (日)

毎日新聞日曜版の西原マンガ「毎日かあさん」

先週から連載が始まった西原マンガ。まあ、ハガキサイズのコーナーなので、チョットしたコラムマンガという感じ。

「新聞連載だし、子育てマンガのようだし・・・いつもの毒々しい魅力は無しかなぁ」と思っていたら・・・いきなり「毛虫がドブで腐っていくのを親子で大騒ぎする」という話だった。さすが西原マンガ!一見、身も蓋もない話の中に切なさが一杯の「ぼくんち」の作者なだけある!(この「ぼくんち」は超傑作なので絶対おススメ!)

毎日新聞は各紙面に「政治をひらく」とか「ニュースの焦点」などのタイトルがついているのだが、よりにもよって「生活、いきいき、家庭」とのタイトルがついている紙面に「毛虫が腐って死ぬ話」のマンガを書くとは!

全国の健全な読者の「おいおい、朝刊だよ、朝からなんてマンガ読ませるんだよ!しかも、いきいきのページなのに死んで腐る話かよ!!」という叫びが聞こえてくる様だ。

もちろん、ボクは大ウケ。ああ、朝から愉快な気分。

2002年10月12日 (土)

なんでハクションなの?

朝10時からテレ朝系の番組「渡辺篤史の建もの探訪」を見ようとしたら・・・・ハクション大魔王が始まった。「あれ?」あわてて新聞を見たら「建もの探訪」は朝7時30分からに変わっている!なんで、いまさらハクションなの?

「建もの探訪」のDVDが発売との情報がTVブロスにでていた。特集記事も組まれていて、司会の渡辺篤史のインタビューも載っていた。この人、自らも「建築オタク」だけあって語る語る・・・。でも、建築オタクが「毎週家を見てまわる番組」に出演なんて、趣味と仕事が一緒でうらやましいぞ!

大塚ムネトの不定期日記