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2002年4月

2002年4月30日 (火)

脚本に煮詰まると・・・

始まるのが部屋の掃除。 思うに、なかなかイメージが具体的にならない「結果が見えにくい」脚本の作業に対して、やればやるだけ、目に見えてきれいになる「結果がはっきりわかる」掃除という作業がうれしいのだと思う。そんなわけで、脚本執筆中の今が、年間を通して「1番部屋がきれいな時期」ということになる。

今日の「現実逃避のための掃除」は風呂場のタイル磨きだった。(そう、すでに煮詰まってるのだ!!)「タイルの目地に詰まった汚れを取る」という事だけに、全神経を集中してひたすらにブラシでゴシゴシこする。普段、全然掃除をしないので、もう見る見る汚れが落ちていく。行動への結果がすぐに出るので嬉しい嬉しい。

残りのページ数を気にしながら読む「お気に入りの本」のように、掃除をしてキレイになったところと、まだ汚れているところの境界線をしっかり確認しながら、「ああもう半分まできた・・・ああ、後残り3分の1ぐらいだ・・・」と作業を進めていく。調子に乗って、バスタブを裏返して(バスタブがはずれることを発見したのだ!)裏側まで掃除してしまった。

風呂場を隅々までピカピカにして今日1日を終了。

・・・って、終了していいのかオレ?

2002年4月29日 (月)

「ああ、衝動買い!」 照明器具の巻

太陽家具で一目惚れしてしまったアームライトを購入。これで我が家のアームライトは5台目になってしまった。もう部屋中にニョキニョキとライトが立っている。たいして広い部屋でもないし、机での作業用に1台あれば十分なのだが・・・。形に惚れ込んでしまうと、もう、どうにも自分を押さえられない。

こんな事なら、最初に「リチャード・サッパーのティチオ」(マンションの広告とかで、よく机の上にのっているおしゃれなライト)とかを買っとけばよかったかなあ。

2002年4月28日 (日)

「シャイニング」もDVDが1500円で売ってたなあ・・・。

今日は1日脚本の作業。「現在のシーン」の構成を進めているのだが、連日、経済面をにぎわすニュースが続いているので、全然まとまらなくて困っている。まずは、「過去のシーン」を練習しながらギリギリまで粘って、「現在のシーン」に出来るだけ最新情報を盛り込みたいと思う。

気分転換にケーブルで放送の「シャイニング(キューブリック版)」を観る。初めて劇場で観たときには、スタディカム・カメラ特有の「全然ブレずに画面がぐんぐん迫ってくる映像」にドキドキしたのを覚えている。原作のスティーヴン・キングはこの映画が大嫌いらしく、自ら別にシャイニングを作ってしまったほど。たしかにキューブリック版は、ホラー映画のくせに「ちょっと気取りすぎ」な感じもする。まあ、主役のジャック・ニコルソンの顔が怖すぎると言うことですべてOKかと・・・。

キング原作の映画といえば、「デットゾーン」が1番気に入っている。(これは、超おすすめ!もう、むちゃくちゃ泣ける映画。主役のクリストファー・ウォーケンが最高にいい。) 

2002年4月27日 (土)

ミッドセンチュリーな家具を1つぐらい欲しいけど・・・

ミッドセンチュリーといえば、映画「2001年宇宙の旅」に登場する「宇宙ステーションで使われていたソファー」もそうなんだよねえ。このソファー、オリヴィエ・ムルグのデザインによるジンシリーズと言うやつなんだけど、これって一体いくらで売られてるか知ってる?ソファー1つで58万円だよ!58万円!!

「はー・・・僕には買えないッス・・・」

イームズのシェルチェアだって、1脚で20万ぐらいするもんね。1つぐらいミッドセンチュリーな家具を部屋に置きたいんだけど、値段でビビッているようでは持つ資格無しかなぁ・・・。

2002年4月26日 (金)

今日発売の九州ウォーカー演劇ページにでっかく載ってます。

今回は「現在のシーン」を大幅に書き直しているので、演劇ページの写真も、現在の方々に登場してもらった。
それぞれ、笑ったり、泣いたり、何パターンもの写真を撮って、掲載する写真は編集の方が選んだのだが、岩田屋さん達の写真が「思いっきり泣いている写真」になっていたので、ちょっと寂しくなってしまった。・・・今の岩田屋って、やっぱりそんな印象なのかなぁ・・・。 

2002年4月25日 (木)

ウチのベランダが狙われてる・・・

最近、ハトがベランダによく出没する。毎日のように2,3羽でやって来ては「ハボー、ハボー」と鳴きまくっている。これがうるさい、うるさい。何の話し合いだか知らないが、互いに、激しく「ハボー、ハボー」とやりあっている。しかも朝早くから「ハボー、ハボー」。こっちが寝ている事なんかお構いなしに「ハボー、ハボー」。

「まったく、人が疲れて寝ている横で、勝手に話し合いをするなー!」

と、アタマに来てベランダに出ても、なんとハトたちは逃げもせずに、知らーん顔。これ、ムチャクチャアタマに来るよ。ハトのくせに、人をバカにしてるんだもんね。

「おまえら、平和の象徴じゃなかったのかよー!」

あんまり悔しいので、ハトとの戦い用に強力水鉄砲を買った。(まあ、エアガンとかじゃあ、あんまりだしねぇ・・・)ところが、これが手で空気を圧縮するタイプだったので、いざ使おうというときに、まず水鉄砲のピストンを押して空気を圧縮しないといけない。で、どういうワケか、この音がするとハトが逃げていく。しかも、「さあ準備が出来た、水鉄砲発射!」という瞬間に、絶妙のタイミングで逃げていく

・・・どこまでもハトにバカにされてるボクだった。「きー悔しいー!」

2002年4月24日 (水)

いつもなら、もう終わりかよと文句を言うけど・・・

キャナルのゲーセンで「電車でGO!」のバス版みたいなヤツを見つけた。ちゃんと、お客さんをバス停で乗せて、ドアを閉めて、アナウンスを流してと、なかなか本格的なゲーム。1回200円と、ちょっと高めの料金だったが「ギンギラといえばバス軍団、これはやらないわけにはイカンでしょう」と挑戦してみた。

・・・が、これが難しいのなんの! 調子がよかったのは、最初のお客を乗せるところだけ。発進した途端に後ろの車にぶつかり、慌てているうちに交差点の中で立ち往生。あちこちから車のクラクションが聞こえてパニックになり、ついには歩行者が交差点を渡っているところに突っ込んで、人をはねてしまった。

「ギョエー、お、おばあちゃんをはねてしまった!あわわ・・・」

この時点で、まだゲームを始めて1分も経っていなかったが、すでに画面の中の交差点は大騒ぎになっている。もうボクはこの場を逃げたい気持ちで一杯。

ほとんど走っていないのに、もうどうにも取り返しがつかなくなってしまったボクのバス。スタートしてすぐに交差点で立ち往生し、人をはねたところでゲーム終了。いつもなら、「もう終わりかよ!200円は高いなあ」なんて文句を言うんだけど、今回は別、だってハンドル握ってるのがホントに辛かったもんね。ゲームでよかった・・・・。

バスを運転するのに、いかに高度な技術が必要か、ちょっとだけわかったような気がする。 

2002年4月23日 (火)

第6回手塚治虫文化賞、マンガ大賞に井上雄彦の「バガボンド」

スピリッツで読むマンガがどんどん減って、かわりにモーニングで読むマンガが増えている。ボクもオヤジ化が進んでいるということか・・・。

井上雄彦といえば、この前やっと完結した愛蔵版の「SLAM DUNK」はオススメだ。すでにコミックス版で全巻持っている人も多いと思うが(世界中で1億部売れてるんだって!)、何しろ愛蔵版は、本のサイズが大きくて(当然、コマも大きいので)一つ一つの場面に集中できるのがイイ。有名な、セリフがいっさい無く絵の力だけで試合が進んでいく様を見せるエピソードも、この愛蔵版で見ると、またたまらなくイイ。この人、どんどん絵が上手くなっていくよねぇ。「バガボンド」でも、ストーリーをセリフじゃなくて、絵が語ってるもんなー。

セリフで絵の意味がやっと分かる「カバチタレ」とはずいぶん違うよね(まあ、「カバチタレ」の絵にも、味はあるけど・・・って、フォローになってないか・・・。)

2002年4月22日 (月)

昔の名前で出ています。

ウチのマシンのOSは、いまだに「Windows95」。1度「98」にアップグレードしたんだが、思いっきり不安定になったあげくマシンがフリーズして、「ウンともスンとも」言わなくなってしまったので、結局95に戻して今に至っている。自分としては使い慣れている「95」でかまわないと思っていたが、最近どうも、インターネットエクスプローラーの調子がおかしい。(なぜか、すぐ強制終了してしまう)いいかげん寿命なのかなあ・・・。

とりあえず、インターネットエクスプローラーだけでも最新バージョンにしようとネットでアップグレードしたら、ダウンロードに1時間もかかってしまった。まあ、これで安定してくれたらいいんだけど・・・。

ウイルスに感染していないかをオンラインで無料診断してくれるところがあるので、ついでにウチのマシンを診断。約10分ほどで診断結果が出たが、ウチのマシンは感染していないとのことだった。

脚本を書いたり、チラシを作ったりと、苦楽を共にしてきたマシンなので、健康との結果にホッとする。若いマシンにスピードはかなわないかもしれないが、「健康だけが取り柄の旧型マシン」として、1日でも長く頑張って欲しいと思う。

2002年4月21日 (日)

もちろん、日々脚本の作業はしてますよ・・・

忙しくて買い損なっていた先週号の「週刊東洋経済」を探しに天神へ。「先週号だし、もう売ってないか・・・」とあきらめつつ紀伊國屋に行ったら、経済本コーナーにあったのでホッとする。九州経済の特集だったので、返本されずに売られていたようだ。

ついでに、CDショップで「ビューティフルマインド」のサントラを買って、(ボクが大好きなジェームズ・ホーナーが音楽をやっているのだ!!)いつものごとく、ジャンジャンでチキンを食べてから帰る。

2002年4月20日 (土)

渡辺篤史のオーバーなリアクションも好きかな・・・

今朝放送の「建てもの探訪」に登場した家は、さすが設計家の自邸だけあって実験的要素がふんだんに盛り込まれた家だった。久々に見応えがあったなぁ。「いや、お見事!!」(ただし、自分が住めといわれたら腰が引けるけど・・・。)

この「建てもの探訪」は、設計家と家主の熱意の結晶である「超個性的な家」を毎週紹介するという番組。僕はこの番組のファンで、仕事で家にいないときは留守録するほど。昨日も書いたが、家って、ある意味舞台みたいなものだから、毎週毎週、設計家が、創意工夫で作り上げた家を見るのがスゴク楽しいのだ。

2002年4月19日 (金)

リフォームブームが来るかも・・・

録画しておいた「TVチャンピオン・リフォーム王選手権」を見る。(昨日は徹夜明けでで爆睡していたので見れなかった)今回は、古い長屋をまとめてリフォームする企画で、同じ間取りの家に住む「3つの家族の注文」を受けて、それぞれのチームがリフォームをし、どのリフォームが1番すぐれているかを競うというやつだった。

あるテーマに従ってリフォームをし、住んでいる家が変わっていく姿は、まるで芝居の舞台が出来上がっていくようでスゴク興味深かった。「テーマ」にしたがって空間を設計していくのが芝居の舞台なので、そういう意味では同じなのかもしれない。

それにしても、最近リフォームをバラエティ風にとりあげる番組が増えてきた。(昼の情報番組、ベストタイム水曜の、「必殺リフォーム計画」から流行ってるのかなあ・・・。)

2002年4月18日 (木)

ここらで一休みといきたいが、実はこれからが大変・・・

予想通り、原稿が朝までかかってしまったので、そのまま赤坂の印刷所まで持っていく。本当は昨日の夜までに仕上げて、制作の立石さん(ギンギラ小さいものクラブ代表、役者だけでなく制作も担当している。)に持って行ってもらうことになっていたのだが、朝までかかってしまったから自分で持って行くしかない。またしても徹夜明けで出かけることに・・・。掲示板に書き込みをしてから家を出る。

ヘロヘロだけど、今日の入稿を済ませれば、しばらくの間締め切りに追われる事もないのでホッとする。あと残すは脚本だけだ・・・。

「ギョエー!それが1番大変だー!!」

2002年4月17日 (水)

只今昼夜逆転中

ここ数日、すっかり昼と夜が逆転している。明日の朝1番で入稿しないといけない原稿があるのだが・・・。

「きっと、今日も朝までだなぁ・・・。」

2002年4月16日 (火)

案の定、徹夜に・・・

今日は夕方から財団でうち合わせになっていたが、徹夜明けで夕方まで持ちそうにないので、朝1番で電話して昼に時間を早めてもらう。家にいると寝てしまうかもしれないので、(しかも、絶対時間になっても起きないのがわかっているので)キャナルで時間まで過ごすことにした。

まずは地下の「フランフラン」へ。アテハカの炊飯器を今日こそ買ってしまおうと思っていたが、フランフランのオリジナル炊飯器が8千円なのを見て(しかも、なかなかシンプルでイイので)、ちょっとひるんでしまった。(アテハカの炊飯器は3万近くするのだ!)とりあえず、もうちょっと考えることに。

同じ階の本屋で「わー週刊スターウォーズ、もう出てるよ!」と、慌てて買って、CDショップでサントラをあさってと、ホントは徹夜でヘロヘロなんだけど、

「ジッとしたらダメだ!気を抜いたら寝てしまうぞ!何としても打ち合わせまで起きていないと・・・」

と自分に言い聞かせて、強制的に楽しく過ごす。

2002年4月15日 (月)

締め切り、締め切り、締め切り・・・

バレバレだと思うけど、昨日天神に行ったのは「進まない原稿」から逃げたから。

当然のことながら、昨日逃げたので原稿が全然進んでいない。昨日サボったから、今日は徹夜だなきっと・・・。

「あーあ、どうして、テキパキできないんだろう・・・。」

ついこの間「泣きながら宿題をする8月31日」を経験したばっかりなのに、まったく我ながら情けない。

2002年4月14日 (日)

1500円とは!&大好きなジャンジャンのチキン

ビックカメラのDVDコーナーに1500円DVDのコーナーが出来ていた。「まあ、安いぐらいだからどうでもいい作品が多いだろう」なんて思ってみていたら、なぜかキューブリックの作品がズラリと並んでいるので驚く。おもわず、キューブリックの「時計じかけのオレンジ」を買ってしまった。うーん。この映画が1500円で買えるとはなー・・・。それに比べて、相変わらず日本のアニメDVDは高い。一緒に買った旧ルパンのDVDは定価4800円もした!!(キューブリックのDVDを3枚買ってもお釣りが来るなんて・・・!)

でも、好きだから買うしかないんだよな・・・。

今日もジャンジャンでチキンを食べてから家に帰った。なんか、天神に来たらジャンジャンに行かずにいられない自分が怖い。好きなモノにはめっぽう弱い(そして飽きることを知らない)ボクだった。 

2002年4月13日 (土)

こっちも子供にはわからない世界。

このところ、やけに忙しい。38歳なりたて、ヨボヨボのボクとしては、もうしんどくて、しんどくて・・・。締め切りに追われまくっている感じ。来週一杯までこの状況が続くのがわかっているので、スゴク悲しい。

「あーもうイヤ、よし逃げちゃえ!」というわけにもいかんしなぁ・・・。

今日楽しかったことと言えば、ハッチポッチステーションでグッチさんの歌が新しくなっていたことぐらい。今日の歌は「アバ」ならぬ「ババ」が歌う、どう聞いてもダンシングクイーンな歌だった。本歌のサビのところ「ダンシングクイーン~」と歌うところを、グッチさんは気持ちよさそうに「単身赴任~」と歌っていた。アバの名曲が、単身赴任の歌になるとは!素晴らしいですグッチさん!

ちょっと楽しい気分になったが、そのかわり、いざ原稿を書こうとしても頭の中では「単身赴任~」というフレーズが流れ続けていて全然集中できず。

強烈すぎました、グッチさん・・・。

2002年4月12日 (金)

「劇場版クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶ、モーレツ!大人帝国の逆襲」が放送!!

そんなチビッコ向けのマンガ映画なんか・・・とボクも最初はバカにしてた。が、観てビックリ!映画は大阪万博のシーンから始まり、そしてエンディングには吉田拓郎の「今日までそして明日から」(「私は今日まで生きてみました~」って歌詞のやつ)が流れるという、

「もう絶対子供にはわからない」映画だったのだ!

もちろんチビッコ向けのギャグも入ってるけど、「限りなく大人にしかわからない、せつない世界」に、劇場では涙を流す「いい年した大人」が続出した名作で、ボクも劇場で大泣きしてしまった。

この映画は「僕らが待っていた21世紀って、こんなでいいのか?こんな未来のために頑張ってきたのか?」というのがテーマなんだけど、これって、ギンギラで上演した「さよなら20世紀スペシャル」と同じテーマなんだよね。・・・そんなこともあって、よけいハマってしまったわけです。(一応断っておきますが、ギンギラ公演が先で、この映画が公開されたのはずっとあと。パクってないからね!)きっと、同じ世代が作ってるんだろうなあ。

おバカなのに泣ける映画、ギンギラ好きの方だったら絶対ハマると思う。

2002年4月11日 (木)

今日で37歳。自分へのプレゼントを考えてみたものの・・・

普通、誕生日ぐらいは、実用度より「お祝いとしての意味」をこめた非現実的なモノを買う事が多いと思うけど、ボクの場合、普段からやたら「おもちゃ」にお金をつぎ込んでいるせいか、誕生日だしと改めて欲しいモノを考えた場合に、逆に実用的なモノしか浮かばない。そんなわけで、今1番欲しいのは、

「ダイソン社のサイクロン式掃除機かアテハカの炊飯器」。

どう?もうバリバリの実用品でしょ。・・・・でも、どちらもデザインが格好良くて、一般的な同じジャンルの商品よりはかなり割高だから、・・・・そういう意味では、十分「非現実的なモノ」といえるのかな。

大塚ムネトの不定期日記