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2024年3月

2024年3月15日 (金)

100年間ずっと大牟田線を支える変電所

春日原変電所は、なんと開業以来100年間ずっと大牟田線を支えている施設。もちろん取材させてもらったよ!

まずは外観から。屋根へのハシゴや入口階段の手すりはあとから追加されているが、建物自体は当時のまま。レトロな窓枠、建物のデザインに100年の風格が。せっかくなので「初期の急行電車キャラ」となって記念撮影。

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続いて中の様子。まずは2階の内部から。もともとは大きかった機械も、定期的に交換されてずいぶんコンパクトになったとの事。壁には電線をつないでいた当時の部品が残っている。当時の部品につながる巨大な機械を想像してワクワク。

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続いて1階。1990年代に耐震補強されていたので西方沖地震にも耐えたとの事。まだまだ元気に大牟田線を支えるのだ!

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一階の入口側の上に木の扉が。コンクリートに直接木製建具というのが、いかにも昔な感じ。

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春日原駅「ホームの大牟田方向側一番前」からの眺め。中央奥に屋根部分が少し見えている。

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高架になって、ちょっとしか見えない姿を見ていたら、頭の中で、「電気爺様」となった変電所キャラがしゃべり出したよ。

「わしは100年支えてきた変電所、電気爺じゃよ。開業以来、ずーっと走る様子を眺めながら頑張ってきたが、高架になって電車が見えなくなってしまった・・・。でも、より便利に、より快適になってお役に立てるんだから、わしは嬉しいんじゃよ。これからは、電車達が元気に走る音を聞きながら、まだまだ頑張りますぞ。」

電気爺様がモノ語る「大牟田線100年」をお楽しみに!

2024年3月 5日 (火)

16日の開業を前に「特別に見学をさせてもらったよ!」

桜並木駅は、もともとは雑餉隈駅を移転する計画だった。そこに「地域から新駅の要望」があり誕生したのだ。

今日の見学は、ギンギラ的西鉄リーダー「ソラリアデビル役」の大城くんも一緒。我ら2人は長年西鉄を演じているので、過剰な親近感が・・・。「他人」いや「他駅」な気がしないよ。

まずは駅名の由来となった桜並木を見に行った(小道具の桜でちょっとだけ雰囲気を)。奥に見えるのが高架線。

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続いて、出来たての高架下へ移動。まだ店もなく、どこまでも柱が続くので「まるで合わせ鏡に映る風景」のようで吸い込まれそう。

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いよいよ駅へ!アクセントカラーの緑色については、西鉄資料によると「この地域で新しい文化、生活が植物のように芽吹き、育まれるようにという想いを込めて緑色」とのこと。

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汚れ防止の靴カバーをつけてホームへ。10年以上工事を担当してきた現場の方に色々話を聞いたよ。

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ちょうど試験停車中の回送電車にも遭遇。

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その後も取材中に何度か電車が通過していった。果たして、何人が「桜を持って手を振る、ビルや電車な我ら」に気づいたかな(もちろん許可を得て、安全に配慮して撮影しています)。

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見学については「4月・5月ライブの映像コーナー」でも紹介予定!こぼれ話もあるのでお楽しみに!

大塚ムネトの不定期日記