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2013年2月

2013年2月20日 (水)

「新聞トリビア編」の撮影

今日は「新聞トリビア編」の撮影。物語は、何気なく朝刊を手にした寝起きのお父さん(演じるのは、ギンギラに参加してもらっている福澤さん)が、新聞くんに連れられて「新聞が出来るまでの現場を体験する」というもの。

まず朝は「ラストの全員集合カット」と「新聞配達を体験するお父さん」の撮影。その後西日本新聞本社に移動して、「編集会議に参加するお父さん」の場面を実際の現場で撮影。まるで映画のセットの様な「大きな円卓」は、実際に編集会議で使われている本物。

次は、中洲の貴賓館前で「取材現場の様子」を撮影。50人近いエキストラの記者たちにもみくちゃにされる場面。今回のCMで、一番迫力のある場面に現場は大いに盛り上がった。準備は大変だったけど、とても楽しい撮影だった。ちなみにエキストラで参加してくれたのは、ヒューマンアカデミーの生徒たち。1月公演のラストに「しゃもじ隊」として参加してくれた子たちもいた。共同作業が嬉しい。生徒たちにとっても、「現場を体験出来る」と言うことで、学校側も喜んでくれている。

こんな風に自分の活動が、地元の役者や学生たちに色々な現場を提供出来ると良いなと思う。

中洲で盛り上がった撮影後は、いったん解散して夜から印刷工場で撮影。なにしろ「新聞が出来るまで」なので、夜中の印刷、配送の様子も撮影なのだ。映像畑の方々は体力があるというか、準備から撮影そして撤収とバリバリ進めていく。早朝から深夜までとても頼りになる方々。福澤さんも一日パジャマ姿でずっと頑張ってくれた。本当にお疲れ様でした。

ラストカットは「印刷所内で流れていく新聞を眺める場面」。そして予定通りに撮影が終了。あとは編集をして完成だ! 

2013年2月18日 (月)

CM撮影初日

今回のCMは2パターンを作ることになっている。「新聞の一生編」は、配達された「新聞くん」が、家族の様々な状況で役に立つ様子を表現。新聞にとっては、配達された朝から夜までが、一生なのだという物語。「新聞トリビア編」は、いかにして新聞が出来るかを現場を見せて紹介する物語。

撮影初日は、「新聞の一生編」から。絵コンテを確認して、リハーサル、そして本番という流れ。撮影が終わるごとにプレビューして確認。

あいにくの雨だったが、今日は室内中心の撮影だったので問題なし。

2013年2月15日 (金)

かぶりモノ製作の追い込み

製作するかぶりモノは、ボクが演じる「新聞くん」。キャラとしては一人だが、場面ごとに「一面」「スポーツ面」「学習面」「家庭面」「一部が切り取られた新聞」と様々。

そのまま新聞を貼れば簡単だが、かぶりモノは「微妙な3次元曲線」なので、紙では無理。それに紙は、伸びたり縮んだりの動きにも対応出来ない。

で、どうするかというと、「特注で布に新聞紙面を印刷」し、その布をかぶりモノ表面に貼っていくのだ。特注と言えば、紙面の記事も全部CM用に新たに製作されている。「西日本新聞の新聞レイアウト担当の方」が、特製の紙面を作ってくれた。

CMでは一瞬だけど、たくさんの方々の技術がつまっているのだ。

ボクが苦労したのは、「表面にシワが入らないように布を貼る作業」。これが大変だった。まず「適した接着剤探し」からはじまり、テスト用にもらった布を様々な接着剤で貼って一番適した組み合わせを探す。やっと接着剤が決まったら、今度はシワにならないように貼る作業。

何しろ「3次元曲線」なので平面を貼り付けると、どうしても微妙なゆがみが生じる。紙よりは扱いやすいが、やはり布の個性もあるので、ちょっとずつ引っ張りながらゆがみを調整して貼っていく。いやいや、これが本当に大変だった・・・。

映像ではわからないかもしれないけど、「シワが1つもないかぶりモノ」を5つも必死で作ったのだ。

2013年2月12日 (火)

絶賛CM準備中&財団にてプレゼンを聞く

日々CMの準備が進んでいる。「徹底的にイメージを形にする作業」が大変だが、とても嬉しく楽しい。

今回のCMでのボクの作業は、原案・キャラ設定・脚本・かぶりモノ製作・出演。まあ相変わらずな感じだが、大きく違うのは、初のCMであること。なので映像監督に参加してもらい、共同演出で制作。

そんなバタバタな日々が続いているが、今日は、財団にてプレゼンを聞く仕事。はじめてのことなので、失礼の無いように、そして良いところを聞き漏らさないように慎重に対応する。「たぶん言い忘れているよなぁ」と言う部分は、こちらから質問してフォロー。

それぞれ頑張っている思いを聞いて、こっちも気合が入った。

2013年2月 6日 (水)

CMロケハン&オーディション(4月の情報解禁後に更新してます)

4月から放送も始まり、情報解禁になったので、CMのことも含めて日記を更新。

HPトップの画像にもあるように、ギンギラが西日本新聞のキャラクターとして登場することになった。地元に密着した芝居を作っているボクなので、地元密着新聞のキャラになるなんて本当に光栄なこと。

企画は去年から進んでいて、すでに主な撮影場所のロケハンも終わっている。今日はいくつか残っている分のロケハン。今回制作するCMは2パターンあり、それぞれカットが多いので、大変なのだ。

CMは30秒の世界なので、妥協することなく、ひたすらイメージ通りの場所を探す。そしてどうしてもイメージ通りの場所がない時は、小道具・大道具を総動員して「イメージ通りの部屋」を作る。この徹底的なこだわりが嬉しい。

ロケハンを午前中で終わらせて、午後からは出演者のオーディション。すでに書類審査で選んでいる候補の方々に来てもらい、最終的に決定していく。 

2013年2月 5日 (火)

福博の歴史を紹介する「WEB地図の資料館(http://www.asocie.jp/)」は必見!

昼から益田さんと打ち合わせだったが、時間を勘違いして待たせしてしまった。ボクが設定した打ち合わせなのに遅れるとは!もう必死に謝る。

今日の打ち合わせは、渡辺与八郎の講演会で使う資料映像について貸し出しの相談。益田さんは、福博の歴史を研究調査している方で、貴重な資料をたくさん持っているのだ。

益田さんのHP「WEB地図の資料館(http://www.asocie.jp/)」は、福博の貴重な写真や物語がたくさん紹介されているので必見!

大塚ムネトの不定期日記