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2007年9月

2007年9月27日 (木)

来年1月の地方(東京)公演について

このHPのトップページでも発表しているように、パルコ劇場で大好評だった「翼をくださいっ!さらばYS-11」を、今度は天王洲の銀河劇場でアンコール上演する。「太陽’sが銀河に登場」って、何だかいいでしょ。

企画制作はピクニックとアミューズ。実はアミューズの担当の方から2年越しぐらいでラブコールを送ってもらっていたのがようやく実現するのだ。やっとご一緒出来るのでボクも楽しみ。さらに制作協力は阿佐ヶ谷スパイダースのゴーチ・ブラザーズ。もちろん特別協力としてパルコも力を貸してくれることになっている。ギンギラ最強の制作陣。

今日はアミューズ担当の方が新聞の取材で福岡へ。ギンギラと一緒の写真を撮るためだけのために来てくれたのだ。この担当の方のように、熱く応援してくれる方との出会いは楽しい。いつも通り「福岡で上演している姿のまま」で大暴れしてくるよ!

と、その前にまずは地元で11月に大暴れ。

2007年9月25日 (火)

怒濤の打ち合わせ続き

今日は昼から音響打ち合わせ。ひたすらひたすら打ち合わせ。何しろキッカケが多い。途中デリバリーのカレーを頼み、休憩しながら気合で全ての打ち合わせを済ませる。終わった後はヘトヘト。

今日は稽古が休みだったが、頭をフル回転させていたので、稽古以上にぐったりとなった。各チーフとの打ち合わせが終わるまでもう少し。

自分のイメージを各パートのプロ達が形にしてくれるんだから大喜びではあるんだけど・・・さすがに連日ともなるとね。

2007年9月24日 (月)

競艇イベント

昼から福岡競艇へ。新人ボートを主役に、レースの仕組みを説明した約10分ほどの短編を上演。正直、芝居とは縁がなさそうなお客様が多かったが、ビックリするぐらいたくさんの人がイベントステージに集まってかなり盛り上がった。これは予想外の嬉しさだった。

イベントのあとはボクらもレースを楽しむ。嘉穂の公演が2日から4日までなので「2-4」と買ったら、これが見事に大当たり!100円が10倍の1000円になった。公演に向けて何とも縁起が良い。

この当たり券は、換金しないでお守りがわりにすることに。

夜は稽古。引き続き、忙しナイン大活躍中。

2007年9月23日 (日)

稽古絶好調

初日に最終稿を持っていくとの目標をほぼ達成したかいあって、稽古は順調。今月中でラストシーンの前まで全て手をつけることが出来そう。今日も見せ場の一つである「後半の殺陣シーン」が形に。イメージがどんどん具体化するのが嬉しい。

今月でラストシーン以外は全て形にして、来月1ヶ月をじっくり稽古するのだ!

2007年9月22日 (土)

コバルトにいさん

今日はイナダ組公演「コバルトにいさん」の公演日。ゲンとジャンジャンで昼カリーを堪能してからイムズホールへ。演出のみでロビーにいたイナダさんとしばらく話してから会場へ。

開演前から、ステージには「ダンボールハウスの中でまったりする女性」が。客席を気にするでもなく、開演まで佇む女性。この「そこにいるようでいない存在感」が、後々物語に大きな意味を持ってくる。この辺の演出大好き。

登場人物達は皆「空虚さ」の中、それでも生きている。どこに向かうのかわからないまま、時には「関係ないよ」とつっぱり、笑い、もがき、寄り添ったり離れたりしながら、舞台中央のダンボールハウスに、コバルトにいさんの周りに集まる。

コバルトにいさんというのは、ダンボールハウスの主。強烈な存在だけど、そもそも誰かわからない、社会からは無視されている、「そこにいるけど、いない人」。これが最高に素敵な役者さんで、見事に矛盾する存在を演じていた。いや、演じてるとか気にならなくなった。だってそこには、コバルトにいさんがいたもんね。ボクも一度、コバルトさんと喋ってみたいなぁとか思いながら、「そこにいるけどいない自分」として、舞台に参加していた。笑わせて脅かして切なく終わる。もっと観ていたかったなぁ。

隣の席が偶然知りあいの記者さんだったので、終わったあとに一緒に楽屋へ。イナダさんはじめ役者の皆さんと話す。「客演においでよ」なんてイナダさんが言ってくれて、かなり嬉しくなる。こちらこそ機会があれば、ぜひイナダさんの世界で役者をしてみたい。もちろん、2ヶ月ぐらい北海道に住む覚悟でね。

2007年9月20日 (木)

博多まちづくりワークショップ

午後から博多にあるJR本社へ。企業と地元町内会の方々が作った「まちづくりを考える会」での講演。2番目に登場のはずが、いきなり当日にトップバッターにされ、ちょっと緊張。

今博多駅周辺で働いている「街を普段使いしている方々」が、博多を好きになる仕掛けが必要ではないか。まず普段関わっている方がワクワク出来る街になれば、そこから人気の輪は広がっていくのでないか、そのためには、街で生活する一人一人と街をつなぐ物語が必要だ・・・みたいなことを話す。

緊張して最初はどうなるかと思ったが、終わった後の打ち上げで「あたしが言いたかったことを言ってくれてありがとう」と町内会代表のごりょんさんから言われてホッとする。

2007年9月19日 (水)

打ち合わせ&打ち入り

キャスト全員で衣裳の打ち合わせ。イメージを共有しながら、早変わりの相談など。その後、ジャンジャンに移動して打ち入り。

途中、サプライズで受賞祝いのケーキが登場。こういう仕掛けは嬉しいね。30センチぐらいある大きなケーキの真ん中に「遊園地3兄弟に登場したネズミ姿の写真」が大きくプリントされていて大爆笑だった(もちろん、写真部分も食べられるようになっている)。

全員に切り分けようとしたとき、ネズミ姿のボクがバラバラに切り刻まれていくところで、また一盛り上がり。で、顔の部分はボクがもらい、自分で自分を食べることに。

2007年9月18日 (火)

FBS福岡放送のHPでアニメ公開!

いよいよギンギラミニミニアニメが公開。第1弾は、福岡空港を舞台に、引退したYSさんと後を受け継いだボンバル君の会話。この短編は、東京での葬式から飛行機で帰ってきた時に空港で見かけた風景がキッカケで生まれた(詳しくは4月2日の日記を)。

すでに第2弾の絵コンテは完成し、会話部分の収録も終わっている。シリーズ化する予定なのでお楽しみに。

○ギンギラ太陽’s劇場 第1弾「がんばれボンバル君の巻」 FBS福岡放送 ナニソレ研究所 http://www.fbs.co.jp/nanisole/index.html

2007年9月17日 (月)

県文化賞を受賞

県文化賞の奨励部門を受賞することになった。選んでくれた委員の方々、そして、これまで応援し支えてくれているお客様に感謝。10周年のタイミングで、「これからも頑張れよ」と言う意味合いの賞をもらえるなんて、とても励みになる。

本当にありがとうございました。

2007年9月13日 (木)

ボートイベントのかぶりモノ製作

福岡競艇であるイベントのかぶりモノ製作。上演するのは、ボートに関するキャラが登場する約10分ほどの短編。新入りのボートがレースの基本を教わるという内容。

夏に引き続き、「毎月イベントがありつつ公演の準備」が続いている。そう、いそがしナインの活躍は続いているのだ。来月は電車祭りがあるし、11月もイベントが決定している。

1月の東京公演が終わるまで、いそがしナインは大活躍の予定。

2007年9月12日 (水)

RKB&イナダさん

稽古場にRKBのディレクターとイナダさんが見学に来る。RKBの方は、来年1月の東京公演までを番組で追いかけることになったので、その事前取材。イナダさんはワークショップで来福していたので遊びに。いつも通りにワイワイ稽古していたが果たして、どう見えたかな?

なお、イナダさん率いる、劇団イナダ組の公演が、いよいよ22日(土)と迫ってきた。もちろんボクも見に行きますよ!

9月22日(土)イナダ組公演「コバルトにいさん」(イムズホール) 大泉洋を輩出し、北海道で絶大な人気を誇る実力派劇団イナダ組が九州初登場!うだつのあがらない中年男が存在意義や人生の楽しさを求めていく過程をおかしく、物悲しく展開するハートフルコメディーです。(イムズホールHPより引用)

イムズホール http://www.ims.co.jp/event/performance/09_22.html

イナダ組HP http://www.inadagumi.net/ 

2007年9月 9日 (日)

半立ち稽古

すでに第1部(今回は、休憩10分を挟む2部構成)のほとんどに手をつけ動いている。かなりペースが速いが、立ち上げの今月をバタバタして、来月じっくり仕上げる作戦。

いくら時間があっても足りなくなるものなので、前半でスピードあげるぐらいが丁度いいのだ。

2007年9月 8日 (土)

NHK「トンコツTV」収録

音楽、ダンス、自転車競技など、地元で頑張っている若いアーティストが出演。間近で見て、彼らの話を聞き、とても刺激を受ける。さらにご意見番として出演している、音楽プロデューサーの深町さん、一風堂社長の河原さん、レベルファイブ社長の日野さん、それぞれの「自分の道を貫いてきたからこその言葉」がグッと来る。

「地元から発信して、大暴れしている先輩」と「これから暴れようとする若い才能」の間で興奮。ボクも頑張ろうと気合が入ったよ。

番組収録が終わった後、河原さんに同行していた秘書の方に「先行予約で嘉穂のチケット取りましたよ!」と言われたのも嬉しかった。劇場で待ってますよ。

2007年9月 5日 (水)

博多まちづくりワークショップ

稽古前にシンポジウムの打ち合わせ。今日は、当日に話そうと思っていることについての事前確認。あと、2011年に向けて現在計画中の事などを聞く。

ギンギラの十年は福博の激動を描いた十年だった。まずは天神の大きな動きがあり、それが一段落ついたところで、今度は博多の動きが始まろうとしている。そして、その博多の活気に呼応して、きっと天神もさらなる飛躍を遂げると思う。

現場の方々は大変だけど、こうして互いが刺激しあうことで、福岡のさらなる魅力アップにつながるのだと思う。

2007年9月 4日 (火)

嘉穂劇場にて記者発表

11月公演の記者発表を嘉穂劇場でおこなう。「10周年の始まりはギンギラのホームグラウンドである西鉄ホールでロングラン、そして数々のイベントがあって、締めくくりは飛躍のキッカケとなった嘉穂劇場」と、公演への思いを嘉穂で熱く語る。今回主役の中村卓二扮する「チロル十円ベエ」を中心に、あとのメンバーはギンギラTシャツで集合写真を撮影。

記者発表は夕方で終了。移動して稽古へ。

今回、自分の挑戦として「初日に最終稿を持っていく」と気合いを入れていた。全体の時間調整があるので、クライマックス場面はまだだが、ラスト以外は、ほぼ完成形の脚本を渡し、脚本家としての責任を果たせたと思う。正直、ホッとした・・・これまで新作だと、稽古が始まってからも何度も書き直していたから。

稽古開始第一週から迷いなくスタート出来るのが嬉しい。「痛快チョコ時代劇」に、乞うご期待!ということで。

大塚ムネトの不定期日記