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2007年7月

2007年7月30日 (月)

プリンター到着&FBSデジタル絵本

約束通り午前中にプリンター到着。さっそく印刷すると圧倒的に静か。前のマシンが本当にうるさいやつだったことがよーくわかった。でも・・・うるさい以外はどこも壊れて無くて頑張ってくれてたんだけど・・・。どうしても調子が悪いマシンとかに人間味を感じてしまうんだよねぇ。

何としても7月中にと思っていたチラシの表デザインはほぼ完成(さすがに情報面は知りあいに頼もうかと思っている)。チラシをやりながら気分転換に書いていたコラムも完成。朝イチで送信したら、原稿が早すぎて驚かれてしまった。いかに今まで締切ギリギリだったかって事だよね・・・反省しなければ。

さあ、あとは11月公演のクライマックスを書くのみ!

夜はFBSへ。FBSのHPで公開予定の「ギンギラデジタル絵本」の音を録り直す。テスト版の音が良くなかったことと、ギンギラメンバーで喋るバージョンを試したくての録り直し。今日は稽古が休みだったので何人かのメンバーにも参加してもらう。

終わった後は庄ちゃんと次回分の絵コンテ作り。まずボクが脚本にあわせて「説明しないとわからない下手な絵」を書き、動きとイメージを説明。で、それを聞いた庄ちゃんが「誰が見てもすぐにわかる絵」に描き直す。

いつもながら庄ちゃんはすごい。ボクが喋る端から絵にしていくし。この絵コンテもいずれ公開したいぐらいの出来。テスト版のデータアップと、次回分のコンテ打ち合わせが終わったのは深夜1時過ぎ。みんなお疲れでした。

このテスト版第一弾はもうすぐ公開なのでお楽しみに!

2007年7月28日 (土)

チラシに集中

昨日の夜から絶賛チラシ制作中。今日は稽古が休みなので何としても表デザインを仕上げるのだ。何しろ2種類のチラシが同時進行なのでもう全然寝る時間がない。あとマシンの電源を切る時間もない。フォトショップが稼働しっぱなし。壊れないでよねと声をかけつつ、まめにバックアップをとる。

ひたすらイラストをスキャナで取り込み、レイアウトし、色を調整してと、すぐに時間がたつ。基本的にチラシ作りは大好きだが、さすがに2種同時進行はきついなぁ。

マシンが加熱しないように(あとボクの頭もね)、エアコンをガンガンに効かせながら眠気と戦い中。

2007年7月27日 (金)

電話してみるもんだなぁ

ウチのプリンターは、印刷時に「きぃぃいい~」と、まるで甲高い悲鳴のような音を出す。「やっと、やっと、印刷しましたぁぁ~」とでも言っているかのよう。確かに面白い本を書くのに苦しんでいるけど、それを印刷するだけのお前まで苦しむことはないだろう・・・と、いつも心の中でツッコミを入れていた。まあ、うるさい以外は問題なく頑張ってくれているし、苦労しながら印刷している姿を想像すると楽しいので良しとしていたが、最近どうにも音が酷くなってきたのでサポートに電話してみる。

買って2年以上たっているから有料修理だよなぁ・・・と思いつつ担当者と話す。「電話ごしに音を聞かせて欲しい」とのことで、きっとそう言われると思い準備していたのでスイッチを押す。その瞬間、見事なぐらいの悲鳴を上げるウチのマシン。「きぃぃいい~」。あまりの音なので、きっと担当者は電話ごしでも驚いたと思う。

が、驚かされたのはボクだった。担当者は、「申し訳ありませんでした。同等最新機種と無料で交換させてもらいます。今からすぐ手配をしますが、どうしても月曜日午前中にしか着きません。本当に申し訳ありません・・」と言ったのだ!もちろん交換したマシンは無料で引き取るとのこと。

どうやらここまで異音がする場合は、そもそもの製品にNGがあったとの判断になるらしい。だから2年過ぎていても無料交換になるんだって。いやー電話してみるもんだね。このメーカーの好感度がかなりアップしたよ。

2007年7月25日 (水)

作業山積み&アリ的キリギリス

現在チラシ作業が2公演分。入稿締切が宗像公演とほぼ重なるので、今のウチに仕上げなければと焦る。8月に入れば昼はかぶりモノ作業、夜は稽古、キャナルの本番をやりながら宗像公演なので時間がない。

芝居の稽古は絶好調。8月作品は、もう全体が出来つつあるので心配ない。キャナルイベントも、お馴染みキャラの短編でしかもキャナル初登場とあって「忙しナイン改め売れっ子ナイン」も楽しんでいる(忙しいナインについては9日の日記を)。

忙しいが楽しいこと目白押し。「アリ的勤勉さで楽しさを追求するキリギリス」という感じかな。

2007年7月24日 (火)

記者会見&打ち合わせ

昼からイムズへ。昨日ノリで引き受けた記者会見の同席。結構赤裸々に語るイナダさんが面白くて、横で楽しんでいた。お馴染みの記者さんも多数来ていたので、終わった後はギンギラの話もちょっと。でもあくまでも今日の主役はイナダさんなので、ホンのさわりぐらい。

記者発表のあとは堀さんと夏以降の打ち合わせ。夏休みスペシャルから、一気に来年の大イベントまで続くので、細かく作戦会議を重ねるのだ。

夜は稽古。

2007年7月23日 (月)

イナダ組のイナダさん

北海道を代表する劇団イナダ組が、9月に福岡で「コバルトにいさん」を上演することになった(詳しくはイムズイベント情報http://www.ims.co.jp/event/performance/09_22.html)。

「福岡版のチラシにコメントを欲しい」と頼まれ、喜んで文章を書く。南の端っこで戦っているボクにとって、北の端っこで戦う方々がいることがどれほど心強かったか・・・。というような内容。

で、今日は情宣で来福中のイナダさんと飲む。会うのは初めてだったが、お互いずいぶん前から意識していたこともあり、すぐに熱いトークへ。ホント熱すぎるぐらいに話していたので一緒に飲んでいたメンツ(ピクニック堀さん、永渕さん、FPAPの高崎君、イナダ組側プロデューサー嶋さん)に悪かったかも。お互いの想い、地域の現状を語り合ったよ。

まずはかりん塔で飲んで、そのあとさらに屋台でラーメン。イナダさんはいわば「同じように戦っている同志」みたいなもの。それが嬉しくてとことんつき合う。明日の記者発表にも来てと頼まれ、もちろんと答える。ええ、ボクで役に立てるなら何でもどうぞとの心意気なのだ。

チームナックス森崎さんとの対談といい、ますます北海道との縁が深くなっていくのが嬉しい。これは北海道公演が実現するかも。と言うか実現したいね。

2007年7月20日 (金)

夏のキャナルにギンギラ登場!

キャナルのグランドハイアットにて夏のイベントの御披露目パーティ。他の出演者に混じってボクも一言あいさつ。約1時間ほどの交流会のあと、第一弾のイベントを見る。会場には世界中で活躍しているアーティストの長谷川章さんもいて、今回公開の作品「デジタル掛け軸」を、何と直接解説してもらいながら鑑賞という、とても贅沢な時間を過ごした。

ちなみにボクらは第2弾として8月10日から16日まで登場。お馴染みのキャラがにぎやかに登場する短編を上演する。もちろん無料。時間は10(金)11(土)が20:00から。あと12(日)から16(木)までが19:00から。ちょっとした短編だけど、よければ遊びに来てね!

2007年7月17日 (火)

便利と不便の見極めは、こっちでさせてもらいたい。

夕方にケーブルテレビのチューナー取り替え工事。アナログチューナーからデジタルチューナーに変わった。ボクは全然取り替える気はなかったが、局から「アナログ放送が終わるのでデジタルに変更させてください」と言われ、仕方なくの変更。

どうもデジタルモノの企画変更に納得出来ない。パソコンOSといい、こっちのタイミングで変えさせて欲しい。というか「変えたくない利用者」の立場も考えてもらえないだろうかと思う。そりゃあ、本当に便利と納得出来るならいいけど、OSとか、その機能が必要かなと疑問に思うことがあるんだよね。

なじんだモノを大切にしたいんだけどなぁ・・・やはりボクはアナログ人間だ。

2007年7月16日 (月)

嘉穂劇場へ

客席の設定を決めるために劇場で打ち合わせ。まずは枡席の販売方法。前回6席で販売した枡席を今回は4席で売ることに。通常は6席分で販売している事が多いらしいが、ギンギラ的には4人席として売ろうと思う。あと新たな試みとして枡席のまとめ売りもしようと思っている。2階席の料金も段階をつける予定。

あと芝居小屋の楽しみ方として、前日までに劇場に予約してもらう「お弁当を食べながら劇場で過ごす」というのを、ぜひ提案したい。歌舞伎の途中で、劇場が用意したお弁当を食べるようにね。持ち込みはNGなので、劇場の売店でちゃんと用意出来ればと思う。飯塚のバス事業所にバスの増便もお願いしにいかなければ。

前回の反省をふまえ、「よりお客様に喜んでもらえるよう」出来ることを色々考え中。

2007年7月15日 (日)

板垣死す

今日の風林火山で、いよいよ千葉真一演じる板垣が討ち死にする。ちょうど稽古が休みだったこともあり、脚本作業を中断してテレビの前でしっかり見届けた。凄まじい最後だった。「何回もヤリで刺されたのになかなか死なないねぇ・・・」とか言っちゃダメ。だって千葉真一だもの。

最後の最後に青空を見た板垣は、目から殺気が消え安らかな眼差しとなって事切れる。事前の生番組で役者引退宣言をしたことを知っていたので、もしかしたら、板垣の最後の表情は全てをやりきった表情なのかなぁ・・・とか想像して、そう思ったら胸が熱くなった。

初めて千葉ちゃんを見たのは、夕方4時から再放送の「キーハンター」という番組。わざと「爆発するすれすれの所」を猫背気味に走る千葉ちゃんが、爆発するたびにビックとなりながら駆け抜けていく。これが、いかにも危機一髪な感じでかっこよかった。

2007年7月13日 (金)

表紙はギンギラ

九州ウォーカー別冊「天神ウォーカー」が今日発売。表紙はギンギラ太陽’sが飾っている。新聞見開き全面広告の次は雑誌の表紙と、にぎやかなイベントが続いているのが楽しい。

天神ウォーカーにはギンギラを紹介したコーナーもあるよ。

(天神ウォーカーHP http://www.walkerplus.com/tenjin/) 

2007年7月11日 (水)

ギンギラミニミニアニメもうすぐ公開!

FBS福岡放送局のHP用に「ギンギラミニミニアニメ」の企画が進んでいる。もちろん絵の担当は、ギンギライラスト担当の庄ちゃん。FBSからHPで何か出来ないかとの相談を受けたので、じゃあデジタル版の絵本を作らないかと逆提案したのだ。担当の方がこの企画を喜んでくれて、まずは1分ちょっとのミニストーリーから制作することになった。

もともと絵本を作りたいと思っていたから実現するのは嬉しい。

今日はFBSにてテスト版のプレビュー。メンバーはボク、庄ちゃん、担当プロデューサー、ディレクターの4人。ボクが脚本を書き発注したイラストを元に、ディレクターが動きをつけたものを見る。目指している「デジタルだけどあったかい」感じは出ていると思う。うん、ディレクターが頑張ってくれた。あとは全体の完成を待って、音入れをして仕上げとなる。一人語りの絵本らしく、まずはボク一人で全部のセリフを入れてみようと思う。

現在、今月中の公開を目指し準備中。お楽しみに。

プレビューのあとは、庄ちゃんと近くの煮込み2号店へ。ビールを飲みつつ11月チラシの打ち合わせ。コピー文とレイアウトがわかるダミーチラシを作ったので、それを渡して相談。

2007年7月10日 (火)

お待たせ全体記念写真

4月公演の最後に会場全体で撮影した記念写真を今日から公開。自分が見た日をクリックすれば大きな画像が開くようになっている。もちろん持ち帰りOK。撮影の時にも言ったけど、会場全体がイムズマンなのが楽しい。

10周年記念公演というお祭りを、この写真を見ながら思い出してもらえればと思う。

2007年7月 9日 (月)

今年も電車祭り決定!

毎年10月、西鉄筑紫車両基地を開放する電車祭りがある。普段は公開していない工場内を見れるとあって、毎年たくさんの家族連れでにぎわう楽しいイベント。2003年からギンギラも毎年出演しているが、今日西鉄本社で打ち合わせがあり、今年も出演が決まった。今年も楽しみだ。

これで10月のイベントも決定。まあ電車祭りについては、こっちも心の準備はしてたから大丈夫!

さっそく夜の稽古で「いそがしナイン」に知らせる。この「いそがしナイン」というのは、決定している全ての公演に参加するギンギラメンバー9人のこと。「怒濤の夏を乗り切る呼び名を決めよう」と盛り上がりこの名が付いた。

さあ出番だぜ「いそがしナイン」!ちなみにボクの名は「いそがしレッド」。このあだ名には別の候補があって、いつも短パンをはいているからという理由で、危うく「いそがし短パン」になるところだった。いそがし短パンって・・・絶対下っ端のあだ名だよね。

2007年7月 8日 (日)

制作ミーティング

ピクニック事務所にて制作ミーティング。11月公演の概要など相談。さらに来年1月と3月の話、その先のスペシャル企画の話なども。今年の10周年も大きな区切りだが、この続々続く10周年企画も、「去年から来年までの3カ年計画」というもっと大きな区切りの中に組み込まれているもの。来年設定したゴール目指して、イレギュラーに入ってくる企画も組み込みながら日々作戦を修正している。

ゴールと言っても、それは新しいスタートの始まりになるんだけどね

2007年7月 3日 (火)

怒濤の夏が始まる!

今日から稽古開始。さっそく「遊園地3兄弟」と「キャナル夏のイベント」の脚本を渡して読み合わせ。ほぼ全てのキャスティングを初日で済ませる。3兄弟は短編からはじまり、何度も書き直している本。短編のときは「理想がかなう夢の3兄弟」と「うまくいかない現実の3兄弟」の対比で見せる作品で、長編化においては、構造を壊さず、夢と現実がリンクするように書き加えクライマックスの盛り上がりを一つにした。長編を刈り込む作業と違い「面白さを加えていく作業」は前向きな感じで良いね。

宗像ユリックスから「ファミリー向け企画を」という相談があり、ならば遊園地3兄弟が一番良かろうと言うことでこの作品を選んだが、また上演出来るのが嬉しい。

まずはキャナル夏のイベント、次が遊園地3兄弟。さらに、電通から「プレゼンに通った」との知らせが来たので、9月にイベントがもう一つ。そして11月の嘉穂公演、最新作「チョコレーツ・オブ・チロリアン/十円チョコのカカオ魂」へと続く。

さあ暑い夏になる。と言うか、来年まで怒濤の展開があるのだが、それについてはまた今度。

2007年7月 2日 (月)

西鉄電車3000形がローレル賞を受賞

去年導入された新型車両「3000形」がローレル賞を受賞した。この賞は、全国の鉄道車両の中で「性能・デザインなどがもっとも優れた」電車だけがもらえる。西鉄でローレル賞と言えば、ボクが一番好きな車両「黄色い2000形」も受賞しているので、今回の受賞は2回目。

2000形はボクが小学生の時に登場した。それまでの電車と全然違うデザインと色で、一目見ただけで大好きになった。ちょうど学校のグラウンドから走る姿が見えて、運良く走っているところに遭遇すると、クラス中の男子が注目していたなぁ・・・。誕生から33年が過ぎ、2000形電車も、2ドアの特急電車から3ドアの一般電車に改造され、時には各駅電車としても走るようになった。そして、古い車両から引退も決まっている。

実は3000形は2000形の後を継ぐ電車なのだ。

西鉄で初めてローレル賞を受賞した「栄光ある2000形」の後を受け継ぐ電車も、同じ賞を受賞した。これで2000形電車も安心してあとを託せると思う。

大塚ムネトの不定期日記