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2006年8月

2006年8月30日 (水)

11月公演は「大ギンギラ博覧会」

庄ちゃんとチラシの打ち合わせ。秋は「大ギンギラ博覧会」と題し、内容盛りだくさんなので、「お祭り騒ぎ」をイメージしたイラストを発注。ちょっと知的でおバカな絵になる予定。

具体的な内容は間もなくHPで発表するのでお楽しみに!

2006年8月29日 (火)

電話が怖い

さすがに疲れが出て昼過ぎまで熟睡。で、起きて携帯を見て「着信の数」に驚く。もう、片っ端から折り返し、「御免なさい。ヘトヘトで午前中は寝てました・・・」と、正直に言い訳。

午後からフル回転。

2006年8月28日 (月)

ARASHIが去って

福岡版とはがらりと変わった「利賀版ARASHI」。セリフがほとんど変わり、一週間で本番。怒濤のように過ぎていったが、役者として充実した日々だった。面白かったなぁ。今日の午前中はのんびり。事務所で自転車を借りてGIGAメンバーとサイクリング。昼過ぎの飛行機で福岡へ戻る。

空港に着くと、ちょうどYS-11が離陸していくところ。もうすぐ引退だなあと思いながら見送った。さあギンギラだ!

2006年8月24日 (木)

利賀へ

今日の昼に福岡空港に集合。いよいよ利賀へ向かう。秋の準備があるが、リリース案は出来ているので、あとは電話打ち合わせかな。今日から日曜日まではARASHIだけのことを考えて過ごせたらいいなと思っている。

それと、ギンギラ女優陣が燃えている「すべての犬は天国へ行く」もいよいよ金曜から始まる。ぜひイムズへ観に行って欲しい。必見だよ!自分の公演がかぶって観に行けないのが本当に残念。

2006年8月22日 (火)

秋公演の告知間もなく!

プレスリリースの文章締め切りが今日。昨日原案を各方面にメールで送っていたが、なかなか好評だったので、一部修正して文章を完成。

告知写真については、ちょっとまだ悩み中。一番撮りたい設定は、許可が下りそうにないんだよねぇ・・。

もうしばらくジタバタしてみようと思う。

2006年8月21日 (月)

利賀版ARASHI

ビックリするぐらい福岡版と違っている。同じ作品を、短い期間に違う解釈で作るなんて、初めてでとても刺激的。ただし、今月からはギンギラの予定もどんどん入っているので、ちょっと時間のやりくりに苦労している。

結局、寝る時間がなくなるんだよねぇ。

2006年8月20日 (日)

そんな時代になってしまったのか・・・

イギリスで、トムとジェリーに登場する喫煙場面がカットされるらしい。格好をつけることがタバコを吸うことだと子供に思わせるのはまずいからだって。問題の場面は、西部劇でトムが気取って吸う場面。これって多分、1950年に制作された「TEXAS TOM(邦題、西部の伊達ねずみ)」の事だと思う。

あと黒猫のブッチがくわえる葉巻もまずいって・・・。大好きな作品がオリジナルでなくなるなんて寂しい。

2006年8月18日 (金)

福岡初の演劇専門フリーペーパー

「シアタービュー フクオカ」のコラム締め切り。第二回目は「川端商店街さん」のかぶりモノについて書いてみたが、これが早くも赤裸々な告白になってしまった。詳しくは読んでのお楽しみで。なお今月中にHPも出来るとのこと。

福岡初の「演劇専門フリーペーパー」を、ぜひ応援して欲しい。創刊号は、ホールだと、西鉄ホール、イムズホール、博多座(1F紀伊国屋書店)、福岡シティ劇場、北九州芸術劇場にあるよ。

2006年8月16日 (水)

震電焼却中止のこと&秋公演速報

新聞各紙に出ている。12日の日記で書いているように、燃やすまでが中ハシさんの作品表現なのだが、どうしても福岡市から許可が出ないのだ。ある記事には「これまで国内外で7機を完成させ最後に焼却してきたが、自治体から反対されたことはない」とある。

つまり、福岡だけがダメだと言っているということ。これホント残念。

制作に参加して震電を作ったボクとしては、「美術館で保存、展示してくれたら・・・」とも思うけど、作品表現が燃やすまでなので、そうもいかないだろうし。

実は秋公演には、この震電も登場する。どうなろうとも、最後までしっかり見届けようと思う。

2006年8月15日 (火)

雁ノ巣さんのこと

今日の朝刊に終戦特集で雁ノ巣飛行場の記事が出ている。当時働いていた方の話と、オリンピックが福岡になれば会場として使われるという話。ボクもコメントを求められていたので、「日本初の国際空港として生まれ、戦争で悲しく消えていった雁ノ巣さんが、オリンピックという平和の祭典で再び国際舞台に復活したら、きっと雁ノ巣さんも嬉しかろう」と答えた。あと、「実現した時には、小さくても良いから雁ノ巣飛行場のことを伝える記念碑を建てて欲しい」とも。

記念碑に関しては、本当は今すぐにでも建てて欲しいけどね。

今日は稽古が休み。午後から秋公演に向けての制作会議。堀さん、石川さんの両プロデューサー、立石さんと細かく打ち合わせる。すでに秋公演の準備は始まっている。詳しいことは間もなく発表する予定。

2006年8月12日 (土)

廃棄物扱いとは!

15日に予定されていた「震電焼却イベント」が中止との知らせが来た。市から「廃棄物処理法の野焼き行為と区別できない」というのが中止の理由。

作品が廃棄物と区別できないなんて、そりゃないよ。

元々、中ハシさんの表現は「最後に燃やすところまで」で一つの作品になっている。これまで他の地域でもそうやって活動してこられている。それに燃やすことは「鎮魂」の意味もあるのに。

しばらく作品を保存するとのことだが、はたしてどうなってしまうのだろう。

2006年8月 9日 (水)

締め切りについては・・・

各方面の皆様へ。はい、色々あるのはわかっています。ちゃんとやってますので、どうか信じてください。と、昼は色々片付けつつ、夜は利賀に向けてのミーティング。

利賀版は、セット無しの新しいバージョンになるとのことで、さらなる山田ワールドが生まれる。

これは嬉しい。ちゃんと仕事を片付けながら頑張らねば。

2006年8月 8日 (火)

日本沈没

1973年版は、色々な場面が印象に残っている。たとえば東京を地震が襲っている場面。下町のある一家が、必死に揺れに耐えながら「関東大震災は火でやられた。火さえ出さなければ大丈夫だ」と励まし合っていると、次の瞬間、大洪水が押し寄せてきて一瞬にして全てが流されてしまう。なんたる皮肉。当時小学生だったボクはこの場面にショックをうけた。そのあとも延々と「人間は無力である」という場面が続く。おばあちゃんの家がある江戸川区は「全滅です」というセリフ処理だけで済まされるし(さらにだめ押しで「元々あのあたりは避難は不可能だったんです」なんて、政府高官が言う!)。

元々長い小説を映画にしているので、かなり強引に展開していくが、山本総理役の丹波 哲郎、小野寺役の藤岡弘など「ギラギラした役者達」が存分にやっているので、有無を言わせない展開が、心地よかったりもする。ホント1973年版は心に残ってるなぁ。

と、新しい日本沈没を観てしみじみ思った。でも、いいの。「さよならジュピター」以来、小松左京原作の映画は覚悟して観てるから。

モヤモヤを晴らすため、日本沈没第二部を買って帰る。第一部から引き続き登場のキャラ(もちろん頭に浮かんだのは1973年版のキャラ達)に喜びながら、一気に読破。前半が細かい割には後半バタバタと進むのがちょっと気になったかな。

2006年8月 7日 (月)

どうする、紳士服のフタタ

紳士服チェーン業界第2位の「AOKI」が、業界第5位の「フタタ」に経営統合を提案。これに反発しているのが、すでに「フタタ」と業務提携をしている業界第4位の「コナカ」。背景には紳士服業界の過当競争がある。更には2007年問題(団塊の世代が、大量定年なので、スーツの需要が減ると言われている)もあって、業界再編の動きが起きているのだ。

全国でも有数の「紳士服激戦区」といわれている九州。さてどうなることやら。

激戦区といえば・・・葬儀業界も、福岡が「全国一の激戦区」って知ってた?福岡が全国で一番葬儀社の数が多いんだって。色々な業界の方が日々戦っているのだ。

2006年8月 6日 (日)

悔い無しの一日

ラストの動きが変わったのでその確認をしてから昼公演。今回の舞台は出演者全員が最後まで出ずっぱりになっている。気を抜くことが許されない1時間30分。最初にこの設定を聞いた時はどうなるかと思ったが、今はこの緊張感が楽しくなっている。

昼公演の後、1時間ほど空き時間が出来た。慌ててメークを落として雑餉隈の渡辺鉄工へ。昨日と今日の2日間、工場内で震電の展示が行われているのだ。公演中で行けないだろうと諦めていたので大喜び。タクシーで駆けつける。震電が展示されているのは、昭和9年に建てられた一番古い建物。つまり、終戦末期、実際に震電が造られていた頃に建っていた工場内で、ボクらが制作した震電が展示されているのだ。

公演の合間で30分ぐらいしか居れなかったが、中ハシさん、渡辺鉄工の社長さん、ボランティアの方々などと一通り話すことが出来た。良かった行けて。震電や昭和9年の工場にも会えたし。バタバタで申し訳ないですと謝ってから公演会場に戻る。タクシーに乗り込む時に空を見上げるとYS-11が福岡空港から離陸していくところだった。こういう偶然は嬉しい。

悔いなく夜公演に向かう。終わったあとは近くの居酒屋で打ち上げ。

2006年8月 5日 (土)

見所満載

今回、高さをいかした舞台も見所の一つ。3階まである(!)セットの中で、役者たちが、三浦さんの振り付けにあわせて、存分に暴れている。「ここまでイメージを強烈に組み合わせた作品って観たことがないよなぁ」と自分でも思う。山田+三浦ワールド。

昨日の初日は悔い無し。ボクも「場面場面の強烈さ」に命をかけて演じたし(ボクは「ある設定」があるので、精神的大暴れと言うところかな。まあ詳しくは観てのお楽しみで・・・)。あと、ちょっとだけ「歌う場面」もあり。ボクを知ってる人は「何、大塚が歌う?!」と驚いているのでは。ホント、今回のような役は初めて。やったことがないことに挑戦中で、連日燃えている。

あと残すは今日と明日の4回!お見逃しなく!

2006年8月 4日 (金)

いよいよ今日から公演!

連日夢アール。昨日のゲネも無事終了し、今日からいよいよ本番が始まる。今回の公演は、シェイクスピアのあらしを元に、ワークショップから作り上げたイメージの集合。

山田ワールドを、存分に感じてもらえれば。かなり刺激的な舞台になってますよ。

大塚ムネトの不定期日記