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2005年10月

2005年10月31日 (月)

1.5日で完了するには?

今回のツアーは、どの会場も仕込みから本番まで「1.5日」しかない(1.5というのは、「丸々仕込みが出来る1日」と「夜から本番の日の半日」をあわせた日程のこと)。

通常ギンギラは仕込みだけで2~3日間使うので、ちょっときついスケジュールなのだ。結局パルコでは深夜まで作業しっぱなしだったし・・・。

今日は舞監の松元さん、照明のアラマッキーと、パルコでの反省を踏まえて「どうすれば1,5日で出来るか」の作戦会議。何とか「1.5日で完了のスケジュール表」を作成する。

2005年10月30日 (日)

もっと高く!

まず前半を通して、細かくチェックを入れていく。ダメ出しと言うよりは、「こうしたらもっと効果的だよ」という技の伝授みたいな。

本番を何度か経験することで、こなれてうまくなっている役者には、「今出来ている表現から、もっとハードルが高い表現」へ挑戦して欲しいのだ。公演期間が長いと、こうしてじっくり作っていけるのが良い。

ただ、期間が長くなると、「ちょうど良い状態が、やりすぎに変わりやすくなる」ので、その点については注意が必要だ。

本番の時に一番美味しくなってないとね。

2005年10月29日 (土)

大分・宗像は絶賛発売中!

テレビの放送後から西鉄ホ-ルに問い合わせが続いたらしく、残っていたチケットも全て売り切れたとのこと。ありがたいことだ。まだ宗像と大分は絶賛発売中なので、買いそびれたお客様がうまく流れてくれればいいのだが・・・。

今週はイベント続きで「翼」に関する稽古が休みだった。今日は一週間ぶりの稽古だったが、いきなり通しをして感覚を公演状態に戻す。

2005年10月28日 (金)

東京公演の模様が明日放送

夕方から西鉄ホール事務所へ。ゲンさんと待ち合わせて、写真データの受け渡し。別にホールじゃなくても済む用事なのだが、ギンギラのホームグラウンドなので何かあればホールへ集合なのだ(それと、脚本で煮詰まって逃げる時とかもね。みんな優しく迎えてくれるし)。

事務所の方々が忙しく仕事をしている横でゲンさんと楽しく過ごした後は、福ビルの西鉄本社へ。ちょうど帰ろうとしていた取締役社長の長尾さんと会ったので、ちょびっと立ち話。東京大成功の報告などをする。「地元福岡の物語」を背負っての東京公演だったから、こうして応援してくれている地元の方に報告するのがとても嬉しい。西鉄本社の皆さんも喜んでくれていた。

東京の報告といえば、いよいよギンギラ東京公演の密着レポートが、明日の朝10:30から放送の「土曜ニュースファイル CUBE(キューブ)」の中で流れる。担当ディレクターの話では約20分の特集になるとのこと。

この日記で紹介しきれなかった「あれやこれや」が赤裸々に登場すると思うよ。ああ、ボクも楽しみ。

それと今日の西日本新聞朝刊に装苑12月号の広告が出ていて、ギンギラも写真付きで登場している(なんと特集4ページ!)。昨日の朝日新聞夕刊にも東京公演の記事が出ているし、今発売中の九州ウォーカー演劇ページでも、写真多数と共に東京報告が載っているよ!

「ギンギラの戦いぶり」をぜひ見てくれよな!

2005年10月27日 (木)

「イベント2つ」みたいな

朝から会場のソラリアホテルで簡単なリハーサル。リハの後は、本日もう一つのイベント「ちょっと贅沢な昼ご飯会」を開催すべく、ダダビルの上にある中華の店へ。リハから本番までの間に時間が空くのがわかっていたので、「みんなでゆっくりランチを楽しもうじゃないか」という計画になっていたのだ。個室で丸テーブルを囲み中華三昧。予定通り、のんびりと贅沢な時間を過ごす。

イベントの後は西鉄ホールで4月の打ち合わせ。ホールに行く途中でインキューブの食玩コーナーをのぞいたら、またしても「宇宙戦艦ヤマトもの」が発売になっていた。ショーケースに並んでいたが、サイズは小さいながらも汚しまで入っていてなかなかの出来。ああ・・・買わずにいられない。ただ、ショーケースで飾ってくれるのは嬉しいけど、ガミラス艦の、前後が逆になっていたよ!・・・今の人は知らないんだろうなぁ。

2005年10月26日 (水)

HPリニューアル

HPリニューアルの準備を進めている。全体的にシンプルにしつつ、コンテンツは増やす予定。今後は、これまでの公演やイベントで撮り溜めている写真も公開していきたいと思っている。

今月中には切り替わる予定。

2005年10月25日 (火)

次は全自連でミニライブ

あさってのイベントの稽古。電車祭りの次は全自連でのミニライブ。全自連というのは「全国自転車問題自治体連絡協議会」という、全国の不法駐輪に悩んでいる自治体の集まり。その総会があさってソラリアホテルで開催されることになり、ギンギラでミニライブをすることになったのだ。

ギンギラメンバーはさすがにイベント慣れしているので、電車祭りが終わって「中一日」でセリフの入れ替えが完了している。まあ、こうでなければ公演期間中にイベント3つなんて不可能だよね。うん、頼りになるメンバーだ。

2005年10月24日 (月)

久々にスタトレ話

「翼をくださいっ!」で、ボクが演じる「エンタープライズ号」が通信機に向かって「チャーリー・・・」と呼びかける場面がある。このチャーリーというのは、1966年から放送された最初のスタートレックシリーズに登場する、宇宙船USSエンタープライズ号の機関長。頑固者だけど茶目っ気たっぷりなところもあって、みんなに愛されるキャラだった。残念ながら、このチャーリー機関長を演じていた俳優ジェームズ・ドゥーハン氏は今年の7月に85歳で亡くなっている。

先日の報道によると、このドゥーハン氏の遺灰がロケットで宇宙に打ち上げられるらしい。スペース・サービス社という民間会社が打ち上げるロケットで、他に120人の遺灰と共に宇宙に行くとのこと。

というわけで、ボクは「宇宙に旅立つチャーリー」を思い浮かべながらセリフを言っている。

2005年10月23日 (日)

筑紫車両基地で「西鉄電車祭り」

今年も西鉄電車祭りで「電車劇場」と題した約10分の作品を上演。3回公演をしたが、どの回も子供たちで一杯だった。子供たちは舞台から声をかけると一生懸命返事をしてくれるし、去っていくキャラにいつまでも手を振っている。なんと素直に観てくれているんだろうと毎年感動してしまう。

公演の合間はボクらも工場内を見学して存分に祭りを楽しんだ。終わりがけに、今日から発売になった「200形電車のダイキャストモデル」を記念にもらって大喜び。この200形電車というのは、ボクが生まれて初めて乗った電車なので愛着があるのだ。当時住んでいた小郡から久留米の幼稚園まで、毎日この200形に乗って通ってたんだよなぁ・・・。あー懐かしい。

イベントが終わったあとは西鉄の方たちと一緒に打ち上げ。焼き肉食べまくりで大いに盛り上がった。

2005年10月22日 (土)

西鉄・地下鉄・JRが勢揃い!

西鉄・地下鉄・JRの3社が合同で「電車のマナーアップを訴えるキャンペーン」を実施することになった。「初の3社合同イベント」らしく、関係者は気合が入っている。で、我がギンギラにも協力依頼が来た。もちろん喜んで「3社の電車キャラ」となってイベントに参加。

まずは博多駅で開会式。各駅の駅長、運輸局関係者と一緒に、神妙な顔はしているけれど「電車なボクら」が並んでいる光景は、かなりおかしかったと思うよ。

出発式のあとは博多駅でチラシ配り。今日のイベントは、各駅でチラシを配るだけでなく「駅長が立ち会っての電車出発式」もある。各駅の出発式には「電車なボクら」も参加(それぞれの駅の様子はしっかり写真を撮っている。近日HPで公開予定なのでお楽しみに)。

地元に密着しているギンギラらしいイベントだった。

2005年10月21日 (金)

なんと贅沢な・・・

昼から朝日新聞の取材。「東京初日に駆けつけてくれた記者さん」なので話が早い。共有する思い出として東京公演を振り返って、さらにこれからのことを話す。堀さんも同席してくれていたので、3人でずいぶん話し込んだ。

取材のあとは堀さんと一緒にぽんプラザへ。きららのインデックスが明日からはじまるが、2人とも行けないのでお詫びがてら会いに行く。なんとボクと堀さんのために、特別に短編を1つ上演してくれた。貸し切りで芝居を観るなんてすごい贅沢な気分。

きららのみんなありがとう。

2005年10月20日 (木)

4月の作戦会議

あんみつ姫で石川さん、堀さんと4月の新作について作戦会議。4月は目指していることがたくさんある。新作で勝負というのは決めているので、衣装、かぶりモノも全て1から。せっかくだから、今までと違うニュアンスを入れたい。何が実現出来るのかを今から相談しておかないと。

あと動員で言えば次の目標は5000人。ただ公演数を12回以上出来るか微妙なので、これは持ち越しになるかも。

まあボクとしては、なんとしても1万人を動員したいのでまだまだ先は長いんだけどね・・・。

2005年10月19日 (水)

酒無しでもOK

アクティブハカタの伊集院さんと昼飯。伊集院さんには色々と公演に協力してもらっている。「翼」で97式戦闘機を演じている林君もアクティブの所属。東京の報告をして、かねてから話している企画の相談。夜に酒でも飲みながら話すような「夢のような企画」についても、しらふで語り合う。ボクは「基本的にどれも本気」なので、酒なんかで盛り上がらなくても、いくらでも語る。

伊集院さんは、今よりももっと厳しかった時代を「演劇で生きてきた」強者なので、普通はあきれられることが多いボクの企画を笑いながら聞いている(もちろん実現する気満々で!)。さすがだ。

2005年10月18日 (火)

イベント3つ!

昼から西鉄本社で打ち合わせ。今週電車がらみで2つのイベントをするのでその確認と、12月に頼まれている講演の内容確認など。

夕方からはピクニックで堀さんと打ち合わせ。近くのカフェで「ちょっと早い夕飯」を食べながら相談事。

夜は稽古。今週から来週にかけてイベントが3つあるので、稽古時間を前半と後半に分けて、まずは「翼」を半分通す。後半はイベント(毎年恒例の電車祭り「開拓史短縮版」)の稽古。

2005年10月17日 (月)

こっちは本気で戦ってるぜ

ホッとしてしまいそうになるが、地震で中止になった公演のリベンジはこれから。明日の稽古に備えて脚本を読み直す。午後からは轍の日下部君と会う。パルコのこと、今後のことなど久しぶりに色々話した。彼も「演劇で生きていく」と決意して活動している。いわばボクらは戦友みたいなもの。時々話すことでお互いに励まし合っているのだ。

戦友は他にもたくさんいる。フリンジ荻野さんもそう。嬉しいことに今日のブログでパルコ公演について語ってくれていた。いつも援護射撃ありがとう!

東京公演以降、色々な方から連絡が来る。「戦う覚悟のあるヤツ」なら、初心者だって若手だって大歓迎。いくらでも話をするよ。ただし、「覚悟のないヤツ」につきあうつもりはないのであしからず。 

2005年10月16日 (日)

稽古再開

今日は今後のスケジュールを話すぐらいで、稽古と言うよりは「お互いに東京公演を振り返って・・・」みたいなトークで盛り上がる。各方面の反響の大きさに喜びつつ、お互いに褒めっこ。「頑張っただけでなく、ちゃんと結果も出したぜ!」って。

ずっと密着しているTNCスタッフが締めくくりのコメントを求めてきたので、ボクは「締めくくりなんてとんでもない。これからが新しいギンギラ伝説の始まりなんですよ」と宣言。今後も画期的な作戦をどんどん実現していくのだ!

2005年10月15日 (土)

4月の準備も着々と

資料を探して書店巡り。それだけでは寂しいので途中で寄り道してDVDを物色。

今日は「銀河ヒッチハイク・ガイド」を買った。といっても現在公開中のヤツではなく、1981年にイギリスBBC放送で制作されたヤツ。2枚組で特典映像(3時間)つき。

「映画が福岡に来ない切なさ」を紛らわせるのに十分な、おバカDVDだよ。

2005年10月14日 (金)

嬉しいメール

プロデューサーの堀さんからメールが転送されてきた。古舘プロダクションからパルコ事務所宛のメールで、「所属している松尾貴史さんがギンギラを観てHPに感想を書いているのでよかったら見てください」という内容。

さっそく松尾さんのHP「日常の非日常的記録http://www.matsuo.tv/sunbbs02/index.html」を見る。一緒に酒を飲みながら話したいぐらい嬉しい内容だった。実は松尾さんは東京の雑誌の対談で「ギンギラってのがパルコに来るので観たい」と語ってくれていた。で、ちゃんと最終日に来てくれていたのだ。

さすが東京というか、パルコ公演についてはブログや演劇系のHPでたくさん語られている。表現者として反響が大きいのはとても嬉しい。

2005年10月13日 (木)

ささやかなご褒美

いつも公演写真を撮ってくれているゲンさんの車で春日のマンガ倉庫へ。今日は、東京を頑張ったご褒美として「おもちゃ買いツアー」をする日なのだ!春日だけでなく、福岡空港そばのマンガ倉庫もまわって、ひたすら欲しいおもちゃを買いまくる(まあ、買いまくると言っても、1つ300円ぐらいの食玩が中心なので、たかがしれているんだけどね)。

途中、広報の大場さんから原稿確認についての電話がかかってきたが、ボクらがおもちゃツアーをしていることを話すと「こっちは仕事中なのに!」と笑っていた。で、「無駄使いしちゃだめですからね」と念を押されるチビッコ状態のボクら。

夕方からは倉庫で荷物の整理。東京から着いた衣装やかぶりモノを片付ける。

2005年10月12日 (水)

東京公演の報告は

今回の公演には各社が取材で来ていた。新聞は西日本新聞と朝日新聞、雑誌は九州ウォーカー。これから記事が出るので楽しみにしていて欲しい。あとTNCが密着しているので近いうちに放送になるはず。

11月公演のアフタートークでも報告しますのでお楽しみに!

大塚ムネトの不定期日記