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2005年1月

2005年1月31日 (月)

午前中は授業

学校へ行く細い路地で「犬に関する気になる事」が2つ。

まずは心配な事。路地に入ってすぐの家にある犬小屋が最近空っぽになっている。愛嬌のある雑種がいたのだが、まさか・・・。「寒いから家の中にいる」とかならいいんだけど。

次はちょっと不思議な事。しばらく路地を歩くと、またしても空っぽの犬小屋がある。小さめで、見るからに小型犬用の犬小屋なのだが、不思議なのは横に置いてあるエサ皿の数。色や大きさが違う皿が、なぜか7枚置いてあるのだ!「小屋は小さいのに、なぜエサ皿が7枚も?」。

ものすごく小さな犬を7匹飼ってるのか?それとも1匹の小型犬が日替わりで皿を変えてるのか?どんなヤツなのか見てみたい。

2005年1月30日 (日)

今では何でもありのギンギラも

それまでずっと「流通キャラ」を主役にして芝居を作ってきたボクにとって、「翼をくださいっ!」は、はじめて流通キャラがメインの話にからまない作品だった。「愛と青春のバス達」というバスが主役の話も作っていたが、この時もやはりストーリーの中心は流通キャラ。でも、いつまでも流通キャラだけで芝居を作っていたら、やることがなくなってしまいそうで・・・・。何としても「新たな主役」が必要だった。

そんな思いの中で作ったのが、飛行機を主役にした「翼をくださいっ!」。

万全を期すために徹底的に取材をかさね準備にもじっくり時間をかけた。その甲斐あって「翼をくださいっ!」からは、ひよ子をはじめ、ロイヤル、0系新幹線と、後の作品で主役になる方々が生まれている。作品世界がひろがる事で、結果的に流通キャラ達を大切にする事も出来た。

はじめて悲劇の要素を取り入れた「天神開拓史」、流通キャラ以外で物語を構成した「翼をくださいっ!」。この2つを生み出せたからこそ今のギンギラがある。

2005年1月29日 (土)

相変わらず「宿題が終わらない8月31日」状態が続く

午前中でギンギラ新聞、午後からポスターデータを仕上げて、「今週やる事リスト」をギリギリ土曜で終わらせる。しかし、ホントギリギリだなぁ。来週こそは余裕を持ちたいぞ。

夕方天神で入稿データを渡して(いつもギリギリでスミマセン)からあんみつ姫へ。DVDに関わってもらっている制作の金内さんと一緒に映像のチェック。その後は石川さんと打ち合わせ。

帰りはジャンジャンで晩ご飯。近くにあるので行かずにはいられないのだ。最近気に入ってるジャンプレート(ジャンジャンの人気メニューをいいトコ取りしたお得メニュー)を食べて、ちょっとだけ飲みながらパパさんママさんと楽しく過ごす。

今日を乗り切ったご褒美という事で。

2005年1月28日 (金)

今回のギンギラ新聞

3月公演に関連して「YS-11」を取り上げさせてもらった。写真は、佐賀空港に展示してあるYS-11を撮りに行くつもり(もちろんYS-11のかぶりモノで!)。いつもは庄ちゃんのイラストを載せているのだが、今回は文字数が多くて文章だけでいっぱいになってしまった。文字だらけで読みにくいが、これでも書きたい事の半分ぐらいしかない。

書ききれなかった分も含めて、「YS-11への思い」は3月公演でしっかり出したいと思う。

2005年1月27日 (木)

DVDの準備

朝からRKB映画社でDVDの打ち合わせ。特典映像の確認、テロップ、メニュー面のデザインなどなど・・・予想以上にやらないといけない事が多く、結局夜までずっとRKBにこもりっきりだった。

すでに予約してくれているお客様もたくさんいる。出来る限り良いモノを作るべく奮闘中。

2005年1月26日 (水)

まだ秘密

午前中は市役所で会議。終わった後は会議で一緒だったコラムニストのトコさんと、佐々木さんの職場「福岡アジア都市研究所」に遊びに行く。このメンバーだとボクが一番下なのでとても気楽。しばらく喋って「さて昼ご飯でも・・・」という事になったが、佐々木さんは会議との事でトコさんとジャンジャンへ。

午後は夏に予定している芝居の顔合わせ。あー楽しみ、すごく楽しみ。いつも相談しているプロデューサーの方が仕切ってくれているのでとても心強いし。

2005年1月25日 (火)

稽古開始

今回は、アクティブ・ハカタの茶屋君と林君も出演することになっている。「坊っちゃん」の時に一緒に芝居をしてぜひ出て欲しいと思っていたので、さっそく実現して嬉しい。まずは2人をみんなに紹介してから読み合わせ。

「書き換えないで上演する部分」を読んだが、4年ぶりにもかかわらず「稽古で変えたセリフ」をちゃんと覚えていたりと、感覚がよみがえってきて面白い。

稽古の後は行けるメンバーで煮込みへ。「ご飯を食べたらすぐに帰るから・・・」なんて言いながら、結局飲んでしまった。まあ今日から稽古開始だし打ち入りという事で。

2005年1月24日 (月)

猫がいたから・・・

道ばたで野良猫を見ると、つい「にゃー」と声をかけてしまう。猫の反応は無視だったり、すり寄ってきたりと様々。気をつけないといけないのは向こうも「にゃー」と鳴きかえしてきた時。キャッチボールが成立するとついてくる事が多いので、危なくて車が多い道を渡れなくなってしまう。

今日は、曲がり角のゴミ捨て場で野良猫を発見。一応周りを見回して誰もいない事を確認してから、安心して「にゃー」と声をかける。と、その瞬間、角を女の人が曲がってきた。

「にゃー・・・あっ!」って感じ。もう気まずい気まずい。

慌てて普通のフリをして横を通り過ぎたが、絶対変な人って思われてるよね。

2005年1月23日 (日)

ついに本格立ち回りか!

今日は夕方から5月に出演する芝居の読み合わせ。脇坂さんが主宰する無限塾に出演するのだ。時代劇好きのボクとしては楽しみで仕方がない。その嬉しさを支えに朝からリストを片づけていく。ポスターにめどをつけて、原稿も書いて・・・相変わらず「目の前に人参がぶら下がっている」と張り切れる。

夕方から無限塾の稽古へ。脚本は期待通りの本格時代劇。読んでてワクワクしてしまった。立ち回りにも参加できそうなので、さらに嬉しい。

2005年1月22日 (土)

すっかり忘れてた

制作から「ポスターはどうなってますか」と電話かかってくる。しまった、今回は西鉄ホールなんだから「駅貼り」ができるんだった!「今週中にやらないといけない事リスト」の半分も終わらないうちに土曜になっているだけでもアワアワしていたのだが、さらにポスター作りが増えてもう気絶しそう。

リストの優先順位を修正しながらポスター制作へ。

2005年1月21日 (金)

脚本作業をしていると・・・

相変わらず良く進む・・・部屋の掃除が・・・トホホ。パスポート騒ぎ以来、散らかり放題だった部屋がどんどん片付いていく。おかしいなぁ・・・片づけてる時間なんて無いはずなんだけどなぁ。

ついにはトイレまでピカピカにしてしまったよ。

脚本作業でごちゃごちゃになっている頭の中を片づける事が出来れば一番いいのだが。

2005年1月20日 (木)

日経新聞で

天神について対談。相手は都心構想委員会で一緒だった佐々木さん。いつもながら佐々木さんの考えている事は面白い。女性としての繊細な目を持ちつつ、飲んべえとしての豪快さも兼ね備えた「カッコイイ女性」。

対談は約1時間ほどで終わったが、まだまだ話したりなかったので近くの喫茶店でしばらく話す。芝居の話から都市論まで話題が尽きなかった。

2005年1月19日 (水)

新年最初の授業&九州ウォーカー

東京公演で一週休講にしていたので、今日から授業。まずは一人ずつ「暮れから新年で一番面白かった事」を発表してもらう。まあみんな良く喋る。ボクも負けじと喋って騒いでいるうちに授業が終了。最初はおとなしかった子たちだが、だいぶ人前で騒げるようになってきた。このまま「自分を出す」という事に慣れていって欲しいと思う。

今週号の演劇ページに告知がでている。掲載されている写真は、去年12月21日にちゃんと許可を取って撮影したヤツ(撮影場所は出発ロビー)。21日の日記にも書いているが、YS-11として堂々と空港内にいるのが楽しくてつい笑顔になってしまった。

2005年1月18日 (火)

甥っ子と飛行機に応援されながら

朝、翔が学校に行くのを見送ってからボクも空港へ。別れ際に「翔、学校がんばれよ」と言ったら、「あにもがんばれよ」と言い返してくる。小学生は面白いね。

早めに空港に行って喫茶店で脚本を書く。で、煮詰まると空港の中を歩いてまた別の店に入って続き。現場の空気を感じながらなのでなかなか調子がいい。おかげで、うまく展開出来ずに悩んでいたシーンが解決した。こりゃいいぞ!福岡空港でもやってみるか。

もちろんスカイマークに乗って福岡へ。福岡空港に着いたら、ちょうど鹿児島からYS-11が来ていた。「今回は、お前の事もちゃんと書くからな」と心の中でYSー11に声をかける。会えて嬉しかったなぁ。家に帰ってからも脚本が進んだよ。

2005年1月17日 (月)

名前は翔

昼過ぎに江戸川の母親宅へ。妹も一緒に住んでいるので久しぶりに3人で話す。こうして会うのは2年ぶりぐらいかな。ずっと帰ってなかった事を謝って、お互いの近況報告。そのうち8歳の甥っ子が帰ってきた。で、ボクを見るなり「あに!」と叫ぶ。お前が「あに」と呼ぶのはおかしいだろうと、思わず笑ってしまった。どうやら妹が呼ぶのをマネしているらしい。

さらに甥っ子の言葉は続く「ボクは8さい、あにはいくつ?」。ボクが「39歳だよ」と答えると、「スゲーお母さんより年上だ」と叫ぶ。なぜか当たり前な事で大喜びの甥っ子。まあ、元気があっていいか。

2005年1月16日 (日)

やっちゃった・・・

芝居の中で、酔っぱらっていないのを示すために早口言葉を言うシーンがあるのだが、ちゃんと言える設定のボクがとちってしまった。で、禁じ手かなとは思いながらも「もう一回やらせてくれ」とじたばたして会場を笑わす・・・・いや、「笑わす」んじゃなくて「笑われた」と言うのが正しいか、トホホ・・・。「ただじゃ転ばんぞ」と言うところを見せたが、まあそもそもしくじるなよって話だよね。

最後の最後にまたしても「トホホ伝説」を残してしまったなぁ。

今日は昼公演だけだったので夕方には片付けが終了。そのまま小屋で打ち上げ。色んな方が入れ替わりに来て夜中の2時前までダラダラ飲む。

2005年1月15日 (土)

今日は昼と夜の2回公演

さすがに一年近く向きあってきた役なので、この東京で終わりかと思うと力んでしまいそうになる。逆に力を抜くぐらいの気持ちで今日の2回を演じる。

終わった後は夜を観に来た高校時代の演劇部仲間と食事。「お互いもう40だなぁー」と、笑ったりしみじみしながら楽しく過ごす。実は夜の回には母親も来ていたのだが、楽屋でみんなに紹介したあとの感想は「デビィ夫人みたい・・・」だった。

そうかなあー

2005年1月14日 (金)

また無くしたら大変なので

ボクはチケットを持たせてもらえない。「いくらなんでも、もう無くさないよ・・・」と思いつつも、上海の時に「あり得ないバカミス」が2回続いているので、ボクも自分で持たない方が安心。スカイネットアジアの小さな飛行機に乗って、やっと「みんなで一緒に向かう経験」が出来た。

羽田からはモノレールとJRで新宿へ。ほね屋を上演するのは「タイニィアリス」という小さな劇場。今は移転して新宿2丁目にあるが、昔まだ末広亭の近くにあった頃にボクも何度か芝居をやった事がある。昼過ぎに小屋に着くと、先のりしていたアラマッキーが照明の仕込みをしていた。ボクらも着替えて舞台作り。夕方、就職して東京にいる義太郎が手伝いに来た。駆けつけてくれるのは嬉しいね。

2005年1月13日 (木)

〆切、〆切、〆切

昨日の夜から徹夜で挨拶文を作る。思ったより手間取ってしまい完成したのは深夜の3時。入稿データを送信して作業は終了。一旦仮眠をとって朝から脚本。で、煮詰まったら他の原稿に手をつける。いよいよ明日から東京なので出来るだけ色々済ませておかないと・・・。

夜は熊本で最後の稽古。いくつか気になる部分を抜き稽古して早めに終了。稽古の後は事務所のパソコンを借りて、残ってしまった仕事を片づけていく。明日は熊本空港から東京に向かう事になっているのでそのまま市内のホテルに宿泊。

2005年1月12日 (水)

チラシ作業ようやく終了

夕方から天神でチラシの打ち合わせ。昨日渡したデータから作ったチラシ見本をチェックする。場所はいつものごとく新天町にあるひよ子の喫茶店。「ひよ子」が芝居に初登場したのが「翼をくださいっ!」だったからピッタリの場所か。

去年、ついに嘉穂の主役として登場したひよ子さんも、最初は「東京帰りの凄いヤツ」としてちょっとだけ出てくるゲストキャラだった。

打ち合わせのあとは西鉄ホールへ。チラシの見本を渡して3月の事を色々話す。

大塚ムネトの不定期日記